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イタリアからふるさとへのUターン~家族との時間が宝物~

17 パートナーシップで目標を達成しよう
ページID:0001308 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

千歳町に住む川本さんは、亀岡で生まれ育ち、イタリアに移住した後、家族とともに再び故郷に戻ってこられました。Uターンしたからこそ見えてきたふるさとの魅力とは。ご自身の体験や想いを交えながらお話しいただきました。

川本鼓さんの画像

川本鼓(かわもと・つづみ)
亀岡市出身。イタリアに移住し、イタリア人の夫と結婚。2018年、夫と2人の子どもとともに生まれ育った亀岡市へ。古民家を改装した住居兼宿泊施設でゲストハウス「BISHAMON HOUSE」を経営されています。

亀岡移住のきっかけ

イタリア人の夫と結婚し、現地で子どもを2人授かりました。祖父母など頼る人もおらず、夫も仕事に出ていたため、余裕なく過ごしていたように思います。
Uターンのきっかけとしては、元々、生まれ育った地で暮らしたいという願いがありました。
そして何より、家族と一緒にいる時間をもっと持ちたいという気持ちが強かったので、ふるさとへ帰ろうと決意しました。

川本さん
亀岡にUターンされた川本さん

亀岡での子育て

イタリアからの移住ということで、子どもがどう反応するかが心配でした。でも、結論から言うと全く心配はいらなかったです。周りの人たちもすごく気にかけてくださいますし、外で遊ぶのが大好きなこともあって、亀岡の環境はばっちりでした。幼稚園も大好きで、毎日楽しみにしています。
また、亀岡市には子育て支援センターなど相談できる場所があり、とても親身に話を聞いてくださいます。こういった施設をぜひ活用して欲しいと思います。

川本さん2
子どもたちも笑顔が絶えません

亀岡での暮らしの魅力

異国に行っていたこともあり、亀岡の魅力にたくさん気付くことができました。まず、亀岡に帰ってくる際、JRから眺める保津峡の美しさに感動しました。景色のきれいさにしても、日本のよさが残っていると感じます。
今、住んでいる地域の人たちはとても優しいです。おすそわけをくれたり、子どもたちを見守ってくれたりとお世話になっています。子どもたちも色々な人から愛情をもらうことで、すくすくと育ってくれています。

宿を始めようと思ったきっかけ

自分の中に、家族と一緒の時間を大切にしたいという“軸”がありました。さらに、イタリア人の夫と協力してできることが何かと考えた時に住居を利用した「ゲストハウス」に思い至りました。開業場所については、実は隣の南丹市と迷いましたが、やはり京都市内から電車で20分というアクセスの良さが決め手となり、こちらを選びました。
4月からオープンしましたが、既に何組か海外からのお客さんを受け入れています。皆さん、亀岡の自然をすごく気に入られていました。国境を越えた魅力があるのだと再認識しました。
また、亀岡市内には陶芸や藍染めなど芸術家がたくさん住んでいらっしゃいます。皆さんとてもウェルカムな雰囲気で迎えてくださいます。宿泊者向けの体験教室などでコラボレーションできれば、もっとディープな亀岡の魅力を伝えることができると思います。

川本さん3
日本風の庭園が出迎えます

子育てをはじめる皆さんへ

一人で育児をしていると、どうしても抱え込みがちになります。私もイタリアにいた時は怒っていることが多かったように感じます。ぜひ、周りの人に甘えて、頼ってください。さまざまな人と関わり、愛情をもらった方が子どもたちのためにもなると思います。
亀岡にはサポートしてくれる施設や制度がたくさんあります。どんどん利用して負担を軽くしてください。
私は、亀岡にUターンし、子どもたちと毎日とても楽しく過ごしています。明るい笑い声の満ちるゲストハウスで、これからも多くの皆さんをお迎えしたいと思います。

川本さん1
家族と過ごす時間が一番!

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