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亀岡市都市計画公園及び京都スタジアム(仮称)に係る環境保全専門家会議(第14回)の開催概要:平成26年12月2日開催

15 陸の豊かさも守ろう
ページID:0003804 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成26年12月2日(火曜日)午後5時から午後8時

開催場所

ホテルルビノ京都堀川 2階 加茂の間

出席者

委員

村上委員(座長)、岩田委員、竹門委員、辻村委員、平井委員、堀野委員、松井委員、松田委員、光田委員

オブザーバー

田井オブザーバー、木瀬オブザーバー、遠藤オブザーバー

要綱第5条関係人

渡辺亀岡市アユモドキ緊急調査検討委員会委員(京都大学准教授)

阿部亀岡市アユモドキ緊急調査検討委員会委員

事務局

京都府:文化環境部 中井部長、坂本スポーツ政策監、姫野副部長、中島理事 ほか

亀岡市:湯浅副市長、勝見副市長、桂政策推進室長、中川環境市民部長、古林まちづくり推進部長 ほか

議事

  • (1)水路底生動物調査分析中間経過報告について
  • (2)市道保津宇津根並河線道路改良工事について
  • (3)京都府公共事業事前評価について
  • (4)動植物調査の速報(アユモドキ以外)について
  • (5)生息環境再生整備実験のモニタリング調査報告(速報)について

意見等

(1)水路底生動物調査分析中間経過報告について

  • 捕獲したアユモドキの稚魚の糞から餌となった底生動物を調査したところ、用水路、実験地、河川の各場所で餌の違いは見られた。糞分析の途中結果として、後期稚魚期においても、流水性の大型底生動物だけではなく水田から供給される生物も利用していることがわかった。今後、残りの糞データを分析し、アユモドキが食べている餌と、餌が多い水路環境を調べ、水路環境の評価や改善策を検討するため、多変量解析を実施する必要がある。

(2)市道保津宇津根並河線道路改良工事について

  • 平成26年度その1工事(ガードケーブル設置工事)については了解する。その2工事(道路拡幅工事)の用水路の付替等に当たっては、カエル等の生息環境を増やすことを含めた検討が必要である。

(3)京都府公共事業事前評価について

  • 11月に基本設計をコンサルタントと契約をして着手したことは、京都府公共事業事前評価予定としての説明ではなく、基本設計に対する専門家会議での審議手順を検討する議題として説明するべきである。
  • 公共事業事前評価に必要なスタジアムの基本設計については、アユモドキ等の保全対策を盛り込めるよう、環境に関係する部分は、専門家会議の意見を踏まえて作成する必要がある。

(4)動植物調査の速報(アユモドキ以外)について

  • アユモドキ以外の魚類・両生類・昆虫・植物などの調査結果については、今後、保全すべき対象種を一般的な基準で選定し、さらにこの地域で特に注目すべき種について各委員から意見を聞いた上で、保全対策などについて検討する必要がある。

(5)生息環境再生整備実験のモニタリング調査報告(速報)について

  • 阿部司氏から生息環境再生整備実験のモニタリング調査の速報が報告された。親魚を放流した実験地と自然に親魚が入った実験地の2カ所でアユモドキが産卵し、残る1カ所では河川から稚魚が進入して成育場に利用したと考えられる。ひとつの実験地には、周囲の水田からかなりの水量が入っており、アユモドキの誘導に効果があったと考えられる。自然産卵実験地に入った親魚は少数と考えられ、(1)繁殖場所の効果、(2)成魚の遡上、(3)維持管理コスト、(4)適切な植生の形成と維持、(5)不自然な成長、(6)放流実験での成魚への影響といったことに対する問題点が指摘された。

資料

(希少種情報を取り扱う資料は非公開としています。)

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