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亀岡市都市計画公園及び京都スタジアム(仮称)に係る環境保全専門家会議(第13回)の開催概要:平成26年10月16日開催

ページID:0003803 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成26年10月16日(木曜日)午後6時から午後9時

開催場所

メルパルク京都 5階 会議室

出席者

委員

村上委員(座長)、岩田委員、竹林委員、竹門委員、辻村委員、平井委員、堀野委員、松井委員、松田委員、光田委員

オブザーバー

江戸オブザーバー、田井オブザーバー、木瀬オブザーバー、遠藤オブザーバー

要綱第5条関係人

渡辺亀岡市アユモドキ緊急調査検討委員会委員(京都大学准教授)

事務局

京都府:文化環境部 坂本スポーツ政策監、姫野副部長、中島理事 ほか

亀岡市:勝見副市長、桂政策推進室長、中川環境市民部長 ほか

議事

  1. 第9回、10回及び12回環境保全専門家会議の議事概要(案)について
  2. 市道保津宇津根並河線道路改良工事(平成26年度工事)について
  3. アユモドキ移動成長調査について
  4. ラバーダム落水時の捕獲調査について
  5. 平成26年9月個体数推定調査について

意見等

1. 市道保津宇津根並河線道路改良工事(平成26年度工事)について

  • 堤防沿いの水路の中で、アユモドキの餌となる底生動物が多い場所は、調査データから比較的流れが速いところが適しているようであり、水路の付け替え時には流速が現状より極端に落ちないようにする必要がある。
  • 水路に深みをつくって石を入れることは、渇水時におけるアユモドキの保護や餌となる底生動物繁殖の観点から良いことだと思うが、流れがよどむ深みを設けるとアメリカザリガニなどの捕食者が侵入し、底生動物が減るなどの影響も考えられるので工夫が必要である。
  • 植生について、外来種を繁茂させないために、道路拡幅ののり面部や空積み擁壁の間詰めも含めて、現状の土は使用せず、真砂土のような貧栄養の土を新たに使用する必要がある。
  • 落水時の救出場所を含めアユモドキがどこで捕獲されて、そこがどういう水路環境で、餌環境がどうだったかという一連のデータを突き合わせた上で、水路の改善方法を検討しなければならない。
  • アユモドキ稚魚の生残率を上げるために必要な現状水路の環境改善では、水路側面は板張りや石垣にするなどの工夫が必要である。また、現状がコンクリート三面張り水路であっても、砂礫や砂泥などの様々な底質環境が存在しており、新しい水路の設計に当たり、これらの条件を考慮する必要がある。
  • 今年は、水路に石を入れて石間ハビタットをつくって、餌である水生昆虫を増やすことを行っている。また、遊泳力のついた後期稚魚が好む流速が速い場所をつくるため、水路勾配を改良するなど、水路の付け替えに当たりこれらのことも検討する必要がある。

2. アユモドキ移動成長調査、ラバーダム落水時の捕獲調査について

  • 実験地で繁殖した126尾を放流したが、その後の8月に2度の出水もあり再捕獲された個体は少なかった。現時点では個体識別を写真で行っているが、今後DNA解析による正確な個体識別を行い、成長状況等の分析を行う必要がある。

3. 平成26年9月個体数推定調査について

  • 9月の個体数推定の現地調査においては、昨年や今年の出水の影響を受けて、アユモドキが隠れていそうな川底の転石が今年は土砂で埋まっていたという状況が見られ、これが今年の捕獲数が昨年より減少している理由とも考えられるが、そもそも桂川に生息するアユモドキおよび遡上個体数が減少した可能性もあるので、桂川の越冬環境の改善について、早急に検討する必要がある。

資料

(希少種情報を取り扱う資料は非公開としています。)

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