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亀岡市と株式会社MOAIによる脱炭素・有機農業の推進に向けた連携協定の締結について
亀岡市と株式会社MOAIが連携協定を締結しました
亀岡市と株式会社MOAIは、令和8年7月9日、地域循環型脱炭素・有機農業推進モデルの創出に関する連携協定を締結しました。
本協定は、農業廃棄物、林地残材、食品残渣などの地域内未利用資源を活用し、バイオ炭や高機能堆肥の利用を通じて、脱炭素社会の実現、有機農業の推進、化学肥料の低減、持続可能な地域づくりを進めることを目的とするものです。
今後、亀岡市と株式会社MOAIは、それぞれの知見や技術、地域とのつながりを生かしながら、地域資源を循環させる新たな仕組みづくりに連携して取り組んでいきます。
協定締結の背景
亀岡市では、「環境先進都市」を目指し、これまでさまざまな環境施策を進めてきました。
特にプラスチックごみ問題については、平成30年に「亀岡プラスチックごみゼロ宣言」を行い、令和2年には全国初となる「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を制定するなど、環境負荷の低減に向けた取組を積極的に進めてきました。
また、農業分野においても、環境負荷の低減を図るため、有機農業の推進に取り組んでいます。令和5年には全国で2番目となる「オーガニックビレッジ宣言」を行い、有機農業者の育成や有機農産物の販路拡大などを進めています。
一方で、市内や周辺地域には、農業廃棄物、林地残材、食品残渣など、十分に活用されていない地域資源が存在しています。これらを有効に活用し、農業や地域経済の中で循環させていくことは、脱炭素化と持続可能な農業の実現に向けた重要な課題です。
今回の協定は、株式会社MOAIが持つ資源循環やバイオ炭、ミネラル液活用に関する技術と、亀岡市が進める環境政策・有機農業推進の方向性が合致したことから締結するものです。
協定の目的
本協定では、亀岡市における地域内未利用資源の活用を進めるとともに、バイオ炭を通じた炭素固定、ミネラル液による土壌改良、化学肥料の使用量低減、有機農業の促進を図ります。
これにより、環境負荷を抑えながら農業の持続性を高め、地域内で資源と価値が循環するモデルの創出を目指します。
主な協力事項
1. 地域内未利用資源を活用したバイオ炭の製造・活用
農業廃棄物、林地残材、食品残渣など、地域内で発生する未利用資源を原料としてバイオ炭を製造し、農地への施用を進めます。
バイオ炭を農地に活用することで、炭素を土壌中に固定し、土壌改良や地力増進、温室効果ガス排出削減への貢献を目指します。
2. 高機能堆肥の開発と化学肥料の低減
鉄ミネラル液と地域資源を組み合わせ、高機能堆肥の開発や生産体制の最適化に取り組みます。
これにより、土壌環境の改善を図るとともに、化学肥料への依存を減らし、環境に配慮した農業への転換を進めます。
3. 有機農業の振興とブランド野菜の普およ
バイオ炭や高機能堆肥などを活用し、有機農業のさらなる振興を図ります。
また、農業者向けの技術指導や研修プログラムの開発を進めることで、有機農業に取り組む農業者を支援します。
あわせて、亀岡産有機農産物やブランド野菜の普およにもつなげていきます。
4. 関係者が連携する仕組みづくり
地域の農業者、事業者、行政、研究機関などが連携できるプラットフォームの構築・運営に取り組みます。
資源の提供、農地での活用、効果検証、情報発信などを関係者が連携して進めることで、地域全体で持続可能な農業と資源循環を支える体制づくりを目指します。
5. 取組成果の発信と横展開
本協定に基づく取組から得られた知見を整理し、先進事例として情報発信を行います。
また、亀岡市での取組を地域モデルとして体系化し、他地域への横展開や政策提言にもつなげていきます。
協定締結式の概要
- 日時:令和8年7月9日 木曜日 午前10時から
- 場所:サーキュラーかめおかラボ
- 出席者:
- 亀岡市長 桂川 孝裕
- 株式会社MOAI 代表取締役 平良 香織
- その他関係者
- 内容:協定書署名、出席者あいさつ、写真撮影
亀岡市長 桂川 孝裕 コメント
亀岡市は、これまでプラスチックごみゼロの取組や有機農業の推進など、環境先進都市を目指した施策を進めてまいりました。
今回の協定を契機として、地域にある未利用資源を有効に活用し、脱炭素社会の実現と有機農業のさらなる推進を図ってまいります。
株式会社MOAIとの連携により、農業と環境が調和した持続可能な地域モデルを亀岡から発信していきたいと考えています。
株式会社MOAI 代表取締役 平良 香織 コメント
MOAIの技術とコミュニティの力で地域資源を循環させ、環境課題を価値に変える仕組みを亀岡から築いてまいります。
亀岡市が育んでこられた土壌の上で、これまで活かされてこなかった資源が農地を豊かにし、農業者の皆様の経営にも役立つ流れをつくってまいります。
バイオ炭と鉄ミネラル液を通じて有機農業が広がり、持続可能な地域モデルが亀岡から全国へとつながっていくことを目指します。



