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中山間地域等直接支払制度の実施状況(平成30年度)
- 写真左:東別院町清坂集落に広がる棚田
- 写真右上:中山間地での活動風景
- 写真右下:宮前町神前ふれあい朝市
中山間地域等直接支払制度とは
流域の上流部に位置する中山間地域は、水源かん養機能、洪水防止機能などの多面的機能によって、多くの国民の生命・財産と豊かな暮らしを守る機能を果たしています。
中山間地域等直接支払制度とは、農業生産条件が不利であるため耕作放棄が深刻化している中山間地域などで、5年以上農用地を保全することを約束した農業者の皆さんに対して、交付金を交付する制度です。
この交付金は、農用地や水路の維持・管理、有害鳥獣対策、担い手の定着などのために使用されています。
- 農林水産省/中山間地域等直接支払制度<外部リンク>
集落協定とは
集落協定とは、この制度の対象となる農用地において農業生産活動などを行う複数の農業者などが締結する協定のことをいいます。
本制度に取り組む集落は、あらかじめ目指すべき将来像、活動計画などを定めた集落協定を策定し、市の認定を受けます。平成27年度から第4期対策(平成27年度~平成31年度)が始まり、亀岡市内17の集落が活動を行っています。
中山間地域等直接支払交付金実施要領第12の規定に基づき、平成30年度の実施状況を公表します。
平成30年度各集落の実施状況
町名 |
集落名 |
参加者 |
協定農用地面積 |
交付金額 |
将来像を実現するべき目標と活動計画 |
---|---|---|---|---|---|
東別院町 |
東掛 |
32 |
97,721 |
2,052,141 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
大野 |
19 |
39,561 |
830,781 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
南掛 |
12 |
44,911 |
943,131 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
湯谷 |
13 |
117,949 |
2,476,929 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
倉谷 |
21 |
116,332 |
2,442,972 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
鎌倉 |
24 |
116,739 |
2,451,519 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
清坂 |
5 |
44,299 |
744,223 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
西別院町 |
柚原 |
28 |
95,575 |
2,007,075 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
神地 |
33 |
112,251 |
2,349,538 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
笑路 |
17 |
140,712 |
2,948,815 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
犬甘野 |
49 |
323,466 |
6,792,786 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
下ノ谷 |
19 |
51,496 |
1,119,312 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
畑野町 |
千ケ畑 |
32 |
192,957 |
5,121,549 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
広野 |
15 |
62,128 |
1,304,688 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
土ケ畑 |
23 |
78,028 |
1,626,684 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
|
宮前町 |
神前 |
57 |
235,229 |
5,198,799 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
保津町 |
社ノ下 |
9 |
25,201 |
524,984 |
共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備 |
亀岡市合計 |
408 |
1,894,555 |
40,935,926 |
|
※上記の「共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備」とは、農用地保全の継続が困難となった場合に備え、サポート体制を維持することなどです。
取り組みを実施している集落には美しくのどかな景色が広がっています。また、とれたての野菜を直売する朝市や季節に応じた観光農園を開催しているところもありますので、ぜひお越しください。