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市長公務日記(令和7年3月)
11年ぶりに亀岡市で「耳の日記念集会」が開催されました
3月2日、「第51回耳の日記念集会」がガレリアかめおかで開催されました。
本集会は、京都府内の聴覚言語障がい者とその関係者が一同に集い、聴覚言語障がい者をとりまく諸問題を改めて認識し、豊かな暮らしを目指す集会となっています。
亀岡市では平成30年に「亀岡市手話言語および障害者ミュニケーション条例」を施行し、施行から約6年が経過する中、今一度、本条例による成果がどのようなものであったのかを検証し、より充実した障がい福祉体制を構築してまいります。
美しい保津川を守るためにー「保津川の日」が開催されました
3月2日、美しい保津川を守るため、河川敷一帯の清掃活動や川に親しみながら楽しめるイベント「保津川の日」が保津町で開催され、悪天候の中にも関わらず、延べ約390名の方に参加いただきました。
「保津川クリーン大作戦」と題した清掃活動や、ラフティングボードに乗りながら川岸を清掃する「保津川エコラフティング」では、多くのごみが回収されました。
また、今年も「保津川凧あげ大会」では、廃材から作られた凧あげが行われ、「保津川エコ屋台」では、必要な電気をすべて電気自動車からまかなわれ、リユース食器を活用した食事を多くの方々が楽しまれました。
来年の全国都市緑化フェアに向けてベンチを寄贈いただきました
京都洛翠ライオンズクラブから設立35周年記念事業として、ベンチ5台の寄贈があり、3月8日に受納式を行いました。
今回、「私たちが暮らすまちで開催される緑化フェアに向けて何かしたい」という亀岡小学校さくら学級児童たちの想いを受けて、背もたれに児童が作ったモザイクタイルアートの装飾が付いたベンチを京都洛翠ライオンズクラブが制作され、市の花「つつじ」や「亀岡牛」、市内観光名所など、タイルアートで子どもたちがイメージする「亀岡」が表現されています。
ベンチは、フェアが始まるまでは亀岡小学校と市役所に設置し、会期中は京都・亀岡保津川公園で活用させていただきます。
この度は、誠にありがとうございました。
亀岡出身の画家・上野裕二郎さんから絵画を寄贈いただきました
亀岡高校出身の画家、上野裕二郎さんの絵画作品「赤熱-昇り龍-/Incandescence-Rising Dragon-」の寄贈式を3月10日に開催しました。
この作品は、昨年10月に開催した「かめおか霧の芸術祭 城跡芸術展2024」で展示された100号の大型絵画です。城跡芸術展を機に、初めて本芸術祭に出展された上野さんから寄贈の申し出があり、今回、寄贈式を開催することになりました。
式典の前に、上野さんの母校である亀岡高校美術・工芸専攻の生徒へ「美術を仕事にするということ」と題して、上野さんから自らの経験に基づいた様々な想いを伝えられました。
寄贈作品は市役所地下1階で常設展示していますので、ぜひご覧ください。
台湾の竹藝協会が亀岡市を訪問されました
亀岡市の参与である林参与、小野参与にお力添えをいただき、昨年10月、台湾の竹藝協会を訪問し、その際に、同協会から台湾の竹工芸と竹の文化について詳しく教えていただきました。
そのようなご縁により、3月12日に同協会が亀岡市を訪問され、かめおか霧の芸術祭のメンバーとの交流を図られました。
また、令和8年開催の「全国都市緑化フェアin京都丹波」においても、竹の文化や芸術を通じたご協力をいただくこととなりました。
今後も、文化・芸術分野をはじめ、台湾との国際交流を深めてまいります。
大井町南金岐の公民館が新しく竣工しました
3月15日、大井町南金岐区の公民館(南金岐倶楽部)の竣工式が行われましたので、出席してまいりました。
近年では少子高齢化が進み、地域コミュニティへの関心の希薄化が問題となっている中、地域の住民自治組織の役割は大変重要なものです。
南金岐倶楽部の完成により、これまで以上にコミュニティ活動や防災・防犯活動が展開され、地域力がますます高まるものと期待しております。
亀岡市スポーツ賞表彰式を開催しました
3月15日、ガレリアかめおかで「令和6年亀岡市スポーツ賞表彰式」を開催しました。
本表彰式では昨年、様々な競技において亀岡市や京都府を代表して優秀な成績を収められた方や、亀岡市のスポーツ振興に多年にわたりご尽力いただいた方を表彰しました。
また、第47回京都府民総合体育大会において、亀岡市選手団が14年ぶりに総合優勝を成し遂げられましたので、後日改めて、亀岡市長特別賞を贈呈させていただく予定です。
受賞者の皆様、誠におめでとうございます。
トヨタ紡織株式会社と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結しました
3月17日、トヨタ紡織株式会社と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結しました。
亀岡市ではサーキュラーエコノミーの実現に向けて、民間事業者と連携した資源循環スキームの構築に取り組み、特にプラスチックごみの処理について、環境大臣、経済産業大臣認定をいち早く受け、昨年4月から亀岡市独自のマテリアルリサイクルを進めています。
世界では、令和5年7月に欧州委員会(Eu内閣)がElv(使用済自動車)規則案を発表し、自動車の新車製造時において、PCR(市場で使用済の製品を回収、再資源化すること)由来のプラスチックを25%以上使用することが義務付けられています。
こうした背景から日本国内においても、自動車業界でPCR由来プラスチックの自動車部品への活用検討、原料確保の動きが広がっており、PCR由来のプラスチックの活用検討を進めるトヨタ紡織株式会社と、分別、排出したプラスチックごみから自動車部品を製造する実証実験に取り組みます。
「亀岡市博物館整備基本計画」の最終案を受領しました
今年度、亀岡市博物館整備検討委員会で検討を進めてきた「亀岡市博物館整備基本計画」について、最終案がまとまりましたので、3月21日、同委員会の佐々木丞平委員長(京都国立博物館名誉館長・京都府立丹後郷土資料館名誉館長)から内容を報告いただきました。
佐々木委員長は「委員会での闊達な議論を踏まえたものができた」と充実した内容を紹介され、「本計画で、市民共創が謳われたように、これからの博物館は、市民とともに地域活性化の起爆剤となる」と述べられました。
本計画を踏まえて、市として新たな博物館の整備について検討してまいります。
今年もたくさんのアマゴが釣れました
3月23日、亀岡市運動公園内の犬飼川にて、「第13回少年少女犬飼川アマゴ釣り大会」が開催されました。
家族連れなど約100人が参加され、歓声をあげながらアマゴ釣りを楽しまれ、最も大きい23cmのアマゴを釣った方に亀岡市長賞(大物賞)を贈呈しました。
釣りの後、あみを片手に子どもたちが川に入って残ったアマゴをすくいました。
アマゴはその場で塩焼きにしたり、釣り上げたものをお土産に持ち帰るなど、参加された方たちは大変楽しんでおられました。
アミタホールディングス株式会社と事業連携協定を締結しました
3月27日、サーキュラーカメオカラボでアミタホールディングス株式会社と「かめおか未来・エコロジックミュージアムプロジェクト事業連携協定」を締結しました。
これまで同社と昨年9月に締結した環境パートナーシップ協定に基づいて、2050年の亀岡市の未来ビジョンを策定するため、職員でプロジェクトチームを結成し、これまで幾度となく協議を重ね、亀岡市の未来ビジョンが一つの形となって見えてまいりました。
そして、本協定は、策定した未来ビジョンをより具体的、発展的に実現するための事業連携協定であり、今後も、亀岡市のさらなる未来づくりにチャレンジしてまいります。