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市長公務日記(令和4年6月)
第92回全国市長会議に出席しました
6月1日、東京都のホテルニューオータニで「第92回全国市長会議」が開催されましたので、出席いたしました。
また、同日午前中には、平成29年から令和3年まで私が理事を務めていました「全国手話言語市区長会」(全国604市区が加盟)の総会も開催されました。聴覚障がい者の言語である手話言語を広め、「自らの言語で社会参加ができる社会」になるよう、さらなる施策展開を進めてまいります。
午後からは、市区長の危機管理意識の一層の向上を図り、市区の災害対応力の向上等につなげるための「全国防災・危機管理トップセミナー」に出席しました。今後、大きな災害が無いことを願うばかりですが、万が一の有事の際は、的確な災害危機対応を行います。
京都中小企業家同友会 亀岡支部が来庁されました
6月2日、京都中小企業家同友会亀岡支部が役員交代に伴うご挨拶に来られました。
京都中小企業家同友会は1970年に有志18人により設立され、現在、府内全域で約1,700人の会員が経営改善と発展を目指して活動されており、亀岡支部は京都府内で最初の支部として、1976年に設立され、経営指針づくりや社員教育など、中小企業の経営強化に向けて取り組まれています。
今後も、同団体と連携を強化し、経済振興を図ってまいります。
令和4年度「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰の伝達を行いました
自然環境の保全に関する顕著な功績があった者(又は団体)を表彰する令和4年度「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰「自然ふれあい部門」で保津川遊船企業組合が、「保全活動部門」で亀岡山野草を守る会が受賞され、6月3日、表彰状及び記念品を伝達しました。
保津川遊船企業組合は、平成16年より独自に清掃活動を実施され、近年では保津川の環境や漂着ごみ・プラごみの現状を視察することで、環境への意識の醸成を図る体験型環境学習ツアーなども実施し、自然ふれあい・人材育成活動に尽力されています。
亀岡山野草を守る会は、昭和48年から、減少傾向にある岩つつじの保護活動を実施され、保津川の景観維持・回復といった保全活動、地元民や観光客に普及啓発を呼びかける活動等、地域の自然環境保護活動に尽力されています。
この度のご受賞、誠におめでとうございます。
デフリンピックで銅メダルを獲得された末吉選手に市長特別賞を授与しました
5月にブラジルで開催された「第24回夏季デフリンピック」陸上競技女子棒高跳で、銅メダルを獲得された末吉凪(すえよしなぎ)選手(北桑田高校3年)が6月6日、銅メダル獲得の報告のため市役所に来られ、亀岡市は今回の活躍を称え市長特別賞を贈りました。
デフリンピックは4年に1度開催される聴覚障がい者のための総合スポーツ大会で、末吉選手は日本選手団の最年少として参加。3メートル5センチを跳び、自己記録を更新されました。
末吉選手は「応援ありがとうございました。初めての海外の大会で不安もありましたが、楽しく跳ぶことができました」と喜びを伝えられ、メダルを披露いただきました。
末吉選手、この度は誠におめでとうございます。
有機農業の生産から販売までの取り組みの提案に来られました
6月7日、日本農業株式会社と株式会社The CAMPus BASEの皆さんが市役所に来られました。
有機農業に地域ぐるみで取り組む亀岡市では、有機農業の生産から販売まで新規就農者が有機農業に取り組みやすい技術指導などの環境づくりを検討しており、今回いただいた提案も含めて持続可能な農業を目指しているところです。
現在、農林水産省では「2050年までに有機農業を25パーセントに」という抜本的な目標を打ち出しています。亀岡市でも、環境にやさしい農業の先進地としての取り組みを進めてまいります。
京都中部2市1町総合連絡会議を開催しました
6月7日、亀岡市・南丹市・京丹波町及び京都府の相互連携を図り、京都中部地域並びに各市町の発展と円滑な行政運営を目的に、総合的な連絡調整会議を開催しました。
会議では、新型コロナウイルスの感染状況や、京都中部地域の緑化推進、将来的な廃棄物処理の広域化などについて、意見交換をしました。
今後も、南丹市と京丹波町の2市1町と京都府で連携を図ってまいります。
社会福祉の向上のため寄附をいただきました
6月8日、亀岡市内にあるレストランアガピーの代表 壁内 正巳(かべうち まさみ)様から寄附をいただきました。
「店の売り上げの一部を社会福祉に役立ててほしい」との思いから、毎年寄附をいただいており、今年で39回目となります。
この度は、誠にありがとうございました。社会福祉の向上のために活用させていただきます。
亀岡市消防団千代川分団のポンプ格納庫が新たに開所しました
これまで地元自治会から要望を受け、亀岡市消防団千代川分団2部4班の消防ポンプ格納庫を移転し、新たな消防ポンプ格納庫が開所されました。
6月19日、消防ポンプ格納庫新築感謝式典が執り行われ、ご挨拶・テープカットをさせていただきました。
消防団活動の拠点となりますポンプ格納庫の新築により、千代川分団の士気高揚、地域防災力の充実強化に期待します。
ぐっと身近に 京滋SDGsプロジェクトがスタートしました
6月20日、京都市左京区にある旧三井家下賀茂別邸において、「ぐっと身近に 京滋SDGsプロジェクト」の発表会が行われました。
このプロジェクトは、SDGsの達成に向け、京都府内、滋賀県内におけるSDGsの浸透を目的に、京都新聞・京都市・大津市・亀岡市が連携し、各自治体の学生や地元企業、団体等が参加して行われるプロジェクトです。
京都新聞社 大西代表取締役社長と3市長がそれぞれSDGsの目標達成に向けた思いを述べました。
プラごみ問題だけでなく、SDGsに掲げるさまざまな目標達成は、1市だけでできるものではありません。京都市、大津市、京都新聞社と連携して、達成に向け少しでも前進し、このプロジェクトに参加することで、本市が取り組んでいるプラスチックごみゼロの思いを広げたいと考えています。
「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」を視察してきました
京都市立芸術大学教授・漆作家の栗本夏樹さんの企画展「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」を6月22日に視察してきました。
栗本夏樹さんは、四季折々の美しい風景に出会える『トカイナカ』としての亀岡に魅了され、活動されている多くの芸術家とともに、人と地域の魅力を育てる「かめおか霧の芸術祭」の委員で、本芸術祭事業において、本漆を使用した金継ぎ講座などのワークショップも行っていただきました。
かめおか「SDGsパートナー」宣言制度がスタートしました
6月22日、亀岡市役所地下1階 開かれたアトリエにおいて、亀岡商工会議所(第1号パートナー)と三井住友海上火災保険株式会社(第1号サポーター)の3者により、「かめおかSDGsパートナー」宣言制度の共同発表会を開催しました。
この制度は、「亀岡市SDGs未来都市計画」において掲げた2030年にあるべき姿を実現するため、本市が目指すSDGsについて共感していただける市内外の企業・団体などに本制度へ登録いただくことにより、ともにSDGsの実現を目指すためのプラットフォームです。
今後は、本制度に協力いただける企業・団体を増やしてまいります。
豊能町・能勢町と災害時相互応援協定を締結しました
亀岡市と本市の西部・南部と隣接する豊能町や能勢町と、災害時の幹線道路寸断などによる地域の孤立化を防止するため「災害時相互応援に関する協定」を締結しました。
6月23日、亀岡市役所で豊能町長と協定書に署名し、災害時の応援を確認し合いました。また、能勢町とも同日付けで同協定を締結しました。
この協定は、大規模な災害が発生したとき交通網の寸断により孤立する可能性がある地域へ、食料・飲料水の提供や避難者の受け入れ、また車両や人材の派遣など、可能な範囲で助け合うというものです。
平成27年には高槻市と協定を締結しており、今回で大阪の北摂地域3市町との相互応援体制が整備されたことになります。
染色作家 林川信夫さんが市役所を訪問されました
6月21日、亀岡市在住の染色作家、林川信夫さんが絵本の出版に向けてご挨拶に来られました。
林川さんはこれまでに染色だけでなく絵本の出版、着物や帯の制作をするほか、亀岡市内に工房を構えてバッグやレザー作品の制作、絵画教室の開催など幅広く活動されています。
2冊目の絵本『あまみずの冒険』の出版に向けての思いや内容などを説明いただきました。
平和祭市民スポーツ大会が開幕しました
郷土の平和を祈念する平和祭。その協賛事業として、健康増進やスポーツの普及を図る 「第71回平和祭市民スポーツ大会」の総合開会式が6月25日、亀岡運動公園体育館で開かれ、11月下旬までの間、20競技に約4,000人が参加するスポーツの祭典が開幕しました。
開会式では、各競技団体の代表が集まり、オープニングセレモニーに亀岡市吹奏楽団が華を添える中、選手宣誓などが行われました。
これから始まる熱戦の数々。選手の皆さんの健闘に期待です。
保津小学校で有機米給食を試食しました
保津小学校では、モデル校として自校炊飯による有機米米飯給食が6月から進められ、週2回有機米が提供されています。
6月24日には、神先教育長らと同校を訪れ、子どもたちと一緒に有機米の給食を試食しました。
子どもたちは、「もちもちしている」「甘みを感じる」などの感想を述べ、有機米をしっかり味わいました。
同小学校では、有機米農家との交流や体験など、オーガニックに関する学習を進めており、児童は食への関心を高め、環境についても学んでいます。6月9日には、有機米を育てるため田植え体験をされました。
(一社)亀岡市観光協会が役員交代のご挨拶に来られました
6月24日、一般社団法人亀岡市観光協会の役員交代に伴い、ご挨拶に来られました。
新型コロナウイルス感染者数も徐々に減少傾向に転じ、各種イベント等の開催が復活してきている中で、(一社)亀岡市観光協会と連携を図りながら、亀岡市をさらににぎわいのあるまちとして、盛り上げてまいります。
今年もききょうの里が開園しました
平成16年度に開園した「丹波/亀岡ききょうの里」は、今年で19年目を迎え、亀岡の夏の名所として毎年多くの方が来園されています。
6月26日には、開園式典が開催され、この日も朝から観光バスなどで多くの観光客が訪れていました。
明智光秀の家紋でもあるききょうが、紫や白、ピンクと、可憐に咲き乱れており、また、ききょうのほかにもアジサイが満開を迎えました。
毎日暑い日が続いていますが、開園期間は7月24日までですので、ぜひ、涼やかなききょうの花を見にお越しください。
花と緑のまちづくり全国首長会研修会を開催しました
6月29日、私が事務局長を務めております花と緑のまちづくり全国首長会において、研修会を開催いたしました。
午前中は、恵庭市で開催中の全国都市緑化北海道フェア まちなか会場を視察しました。
午後からは、ガーデンフェスタ北海道2022セミナーを開催し、基調講演では、福井県政策参与、東京農業大学名誉教授・元学長、福井県立大学名誉教授・元学長など、数々の経歴を持つ進士 五十八 首長会顧問に「日本人の自然観と花と緑」と題して、お話をいただきました。
今回視察した内容やお聞きした話をもとに、亀岡市のさらなる緑化推進に取り組んでまいります。