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市長公務日記(令和4年2月)
「亀岡市元気農業プラン」の見直しに向けた答申を受領しました
2月2日、昨年11月に亀岡市総合農政計画審議会に諮問した「第3次亀岡市元気農業プラン」(平成28年度策定)の見直しについて、同審議会から答申をいただきました。
本プランは亀岡市農業の指針となるもので、平成18年に策定し、農業を取り巻く状況を反映して5年ごとに見直しを行っています。
答申には環境先進都市やSDGs未来都市として、有機農業の推進などの施策が盛り込まれています。
今回の答申を基に、令和4年度から8年度までを計画期間とする「第4次亀岡市元気農業プラン」を策定します。
亀岡保津川ライオンズクラブから「八重紅シダレ桜」を寄贈いただきました
この度、亀岡保津川ライオンズクラブから、JR亀岡駅北広場に「八重紅シダレ桜」、亀岡駅南ロータリーに「ヒラドツツジ」を寄贈いただきました。
これは、同クラブが市の緑化推進に賛同し、2021〜2022年度の環境保全活動の一環として寄贈いただいたもので、地域の発展と潤いに寄与するものです。
2月2日には、シダレ桜の贈呈式が行われ、「サンガ応援桜」と名付けられたシダレ桜が植樹され、新たに亀岡駅エリアを彩るシンボルが誕生しました。
「亀岡市ドライブレコーダーによるまちの見守り協定」を新たに締結しました
「亀岡市ドライブレコーダーによるまちの見守り協定」に、新たに「ヤサカ商事株式会社亀岡営業所」、「学校法人みどり学園安町幼稚園」、「医療法人睦会」が加わり、2月3日に調印式を行いました。
この協定は、「セーフコミュニティのまち・かめおか」の防犯対策として、市内の事業者が業務で使用されているドライブレコーダーを『動く防犯カメラ』として活用するものです。事件などが発生し、亀岡警察署から要請があれば、映像が提供され、事件の解決へとつながります。
今回の調印で、登録車両は18台増え、合計634台。市民参加型の「まち・レコ」プロジェクトと合わせると、合計1,005台のドライブレコーダーが、まちの安全・安心を見守ってくれています。
この取り組みは、犯罪の抑止力として期待されるところであり、今後も協力事業所を増やし、“まちの見守り体制”の充実・強化に努めます。
プラごみについて映画で学ぶ「マイクロプラスチック・ストーリー」上映会が開催されました
2月5日、ガレリアかめおかで映画「マイクロプラスチック・ストーリー ぼくらの作る2050年」の上映イベントが開催されました。
本作品は、アメリカ・ニューヨークの小学生が授業で「使い捨てプラスチックごみ問題」について学び、対策に乗り出す2年間を追った長編ドキュメンタリーです。
日本語吹き替えには、公募で選ばれた市民の皆さんや福井亀岡市議会議長、私が声優として参加し、他にも映画の主旨に賛同した多くの人たちが、ボランティアでオーディションや収録に携わっています。
今回の上映会では、本市出身のピアニスト・東坂萌里さんの演奏がオープニングを飾り、上映後には、ニューヨークの佐竹敦子監督と会場をオンラインでつなぎ、トークセッションを行いました。
佐竹監督は、「子どもたちには未来を変える力がある。その可能性を感じ取っていただければ嬉しいです」と作品にこめた想いを話してくださいました。
制作に関わった人たち、そして、作品を鑑賞した人たちから徐々に、プラスチックごみ対策へのアクションが広がっていくことを願っております。
上下水道部新庁舎がついに完成しました
2月6日、亀岡市上下水道部の新庁舎完成式を開催しました。
新庁舎は、亀岡市役所に隣接する旧・京都地方法務局亀岡出張所の建物を再利用し、多目的トイレやエレベーターを備え付け、バリアフリーに配慮しています。
完成式では、ご来賓の皆さまからのあいさつをはじめ、テープカットや記念撮影などを行いました。
「小さな親切」運動京都本部から車いすを寄贈いただきました
2月8日、「小さな親切」運動京都府本部(事務局:株式会社京都銀行)から車いす2台を寄贈いただきました。
「小さな親切」運動は、1963年に始まり、「人には思いやりと親切の心をもって接し、困っている人には誰もができる範囲で親切にしよう」という取り組みであり、これまでから府内の福祉施設や支援学校、府内市町村などに車いすを寄贈されています。
京都銀行の松村参与は、「これからもできることから皆で助け合って取り組んでいきます」と話されました。
この度は、誠にありがとうございました。車いすが必要な人が来庁された際に、大切に使わせていただきます。
「第3次亀岡市環境基本計画」の策定に向けた答申を受領しました
2月10日、令和2年8月に亀岡市環境審議会に諮問した「第3次亀岡市環境基本計画」について、同審議会から答申をいただきました。
「第3次亀岡市環境基本計画」は、令和2年度および令和3年度の2ヵ年で、亀岡市環境審議会および亀岡市環境基本計画推進協議会において作成を進めており、今後10年間の環境施策のめざすべき環境像を「未来につなごう 世界に誇れる持続可能な環境先進都市 かめおか」と設定し、今回、計画の素案が完成しました。
将来の世代に亀岡の豊かな環境を継承することを目指して、本計画を推進していきます。
日本環境設計株式会社と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結しました
2月17日、亀岡市と日本環境設計株式会社は、「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結しました。
今回の協定締結により、同社のケミカルリサイクル技術を用いて、使用済みのペットボトルを再びペットボトルとして再生利用する「水平リサイクル事業」を令和4年度から開始する予定であり、将来的には衣料のリサイクルも目指してまいります。
亀岡市では、SDGs(持続可能な開発目標)の環境、経済、社会の3つの側面から総合的な未来づくりに取り組むため、事業者の皆さんと連携を強化し、事業を進めています。
亀岡華道協会から「ハナミズキ」を贈呈いただきました
2月19日、亀岡華道協会発足30周年を記念して、同協会からJR亀岡駅北口に「ハナミズキ(立木)」を寄贈いただきました。
京都サンガF.C.のJ1昇格でさらなる賑わいが期待される中、植樹されたハナミズキがこれからも長きにわたって、駅北口のロータリーを彩り、皆さんの憩いの場となるように期待しています。
末永く愛される橋へー新宇津根橋が開通しました
2月23日、京都府が実施していた宇津根橋架け替え工事の完了を記念して、開通式が執り行われました。
旧宇津根橋は1958年に完成し、川東方面と亀岡駅周辺の市街地をつないで60年以上、通勤・通学で多くの方が利用していることもあり、橋の老朽化や災害時の安全の確保をはじめとする通行の安全対策が課題となっていました。
新宇津根橋は、より便利で安全に通行できるように、幅員を従来のものから倍となる11mに広げ、自転車歩行者道を新設し、地震などの揺れに強い免震支承(地震時の揺れに伴う力を各橋脚に分散させ、減衰させる構造)を採用することで、橋の強度が向上し、誰もがより安心して通行できるようになりました。
開通式では、太鼓の演奏や催し物などが披露され、テープカットやくす玉の開披などを実施しました。
また、供用前の渡り初めでは、地元出身の3世代の家族を先頭に関係者で完成を祝福しました。
これから亀岡市の多くの通行を支え、末永く愛される橋となるように願うばかりです。
亀岡出身の競輪S級 山田選手が市役所を訪問されました
亀岡市在住の山田久徳さんは、約2,500人いる競輪選手の中から約220人しか選ばれない「S級1班(6階級で上から2つ目)」に属するトップクラスの競輪選手であり、1月30日に開催された高松競輪「玉藻杯走覇戦」では、見事優勝し、注目を集めています。
2月24日には、優勝報告のため、亀岡市役所へお越しいただきました。
山田選手は、競輪レース専用の「バンク」での練習に加え、亀岡市内でもよく練習し、保津大橋から南丹市日吉町まで往復50kmほどを走るそうです。
オリンピック競技でもある競輪ですが、競争が厳しい世界で健闘する山田選手を、オール亀岡で応援しましょう。
まる曽れい仙の郷が「地域再生大賞優秀賞」を受賞されました
曽我部町産の玉ねぎを亀岡市の特産物として復活させる取り組みが評価され、生産主体である「まる曽れい仙の郷」が「地域再生大賞 優秀賞」を受賞されました。
2月25日には、まる曽れい仙の郷が受賞報告のため、亀岡市役所に来られました。
同賞の表彰は、全国の新聞社が集まって結成された地域再生大賞実行委員会が主催となって毎年開催されているもので、地域の再生・活性化に大きな成果をあげたことが今回の受賞につながりました。
代表の酒井さんは、「先輩がつくり上げてきた『まる曽玉ねぎ』のブランドを守っていきたいです」と話されていました。
この度の御受賞、誠におめでとうございます。
野球場が新しくリニューアル ー 亀岡運動公園野球場整備事業竣工式を開催しました
2月26日、亀岡運動公園野球場の整備が完了したことを記念し、竣工式を開催しました。
整備内容は本部席やダッグアウト、観覧席の改修などで、小城製薬株式会社から抽出事業60周年を記念していただいた「企業版ふるさと納税」を活用して整備を行いました。
竣工式では、小城製薬株式会社への感謝状の贈呈や、ライトスタンド側にイチョウの木を記念植樹しました。
小城製薬株式会社の有志社員による始球式を行った後、地元少年野球チームによる記念試合を開催し、新しくなった野球場に子どもたちの元気な声が響いていました。
今後とも、公共施設の適正な整備を進めてまいります。
努力と栄光を称えてー亀岡市スポーツ賞表彰式を開催しました
2月26日、ガレリアかめおかで「令和3年亀岡市スポーツ賞表彰式」を開催しました。
この賞は、市民のスポーツの普及・振興、競技力の向上を図るため、スポーツで優秀な成果を収めた個人や団体、スポーツ振興に寄与した個人や団体を表彰するものであり、今年は個人108人、24団体を表彰しました。
表彰式では、お祝いの言葉を贈り、各賞の代表者に表彰状と記念品を授与しました。
また、東京2020オリンピックの空手で銅メダルを獲得された荒賀龍太郎選手の功績をたたえて作製したレリーフのお披露目を行いました。このレリーフは亀岡運動公園体育館に設置する予定です。
「オーガニック農業の取り組み報告会」を開催しました
2月27日、亀岡市と亀岡オーガニックアクションが共催で「オーガニック農業の取り組み報告会 給食編」を開催しました。
本イベントでは、有機農業推進の主要事業である「小学校、保育所・こども園の有機給食の拡大」に関して、自然保育に取り組む保育所・こども園への有機野菜導入の成果や課題を報告しました。
また、農家の方やこども園園長などとともに、有機農業を推進するために今後どのようにしていくべきかを考えました。
文化施設のあり方について熱く議論しました
2月27日、「亀岡市における文化施設のあり方を考える懇話会」の委員をパネリストに迎え、文化施設のあり方について意見交換を行う円卓会議を実施しました。
「亀岡市における文化施設のあり方を考える懇話会」は、今年度に会議を4回開催し、そこで出た意見を提言書にまとめ、昨年12月に提出いただきました。
今回の円卓会議で、施設を今まで利用したことのないような方も含め、様々な立場の市民の方から、広くご意見をいただきました。
いただいたご意見を参考にしながら、今後は、高校生などの若者からもご意見をいただく機会を設ける予定です。