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「世界連邦・非核平和都市」を宣言しました
本市では、昭和30年6月に「世界連邦平和都市」宣言を行って以来、これまで各種の平和の取り組みを進めてまいりました。しかしながら、続発する地域間紛争やテロ、核をめぐる昨今の社会・国際情勢の動向などを踏まえ、本市がさらなる平和を希求し、これを広く内外に発信するため、「核兵器廃絶」を趣旨とした下記「世界連邦・非核平和都市宣言」を、平成22年8月7日に宣言いたしました。
市政の理念である「安全・安心」のまちづくりの根幹をなす世界恒久平和の実現に、より一層取り組んでまいります。
亀岡市「世界連邦・非核平和都市」宣言
世界の恒久平和は、人類共通の切なる願いです。
核兵器は、その願いを妨げる脅威でしかありません。
私たちが求めるのは、あらゆるいのちの営みを一瞬のうちに奪ってしまう核兵器の廃絶であり、その存在を許さない世界の実現です。
私たちは、世界連邦の意志を受け継ぎ、「非核三原則」の堅持を訴え続けます。それらは、人と人との絆を深め、いのちの尊厳を自覚して、自然と人間が共生する世界を築いていくための普遍の原理であるからです。
私たちは、ふるさとを愛し、人を愛し、戦争のない平和で美しい地球を子どもたちに伝えるため、願いを同じくする世界の人びとと共に前進することを誓い、ここに、亀岡市を「世界連邦・非核平和都市」とすることを宣言します。