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亀岡から鈴鹿へ!南丹高校生×OICKが「2025 Ene-1 SUZUKA Challenge」に挑戦しました

ページID:0083639 2026年1月28日更新 印刷ページ表示

〜トラブルを乗り越え、チームワークで掴み取った「完走」という最高の到達点〜

鈴鹿サーキットで走る様子

市および亀岡商工会議所、京都先端科学大学が連携して運営する「オープンイノベーションセンター・亀岡(OICK)」の支援のもと、京都府立南丹高等学校の工学クラブ(以下、南丹工学クラブ)の生徒たちが、12月21日に鈴鹿サーキットで開催された電気自動車レース「2025 Ene-1 SUZUKA Challenge」に挑み、トラブルを乗り越え、完走率の低いレースを最後まで走り切りました。

​大会の概要と挑戦の背景

本大会は、パナソニック製の充電式電池「エネループ」40本のみを動力源として、鈴鹿サーキットのフルコース(1周約5.8km)3周をいかに効率よく、速く走行するかを競うものです。​企業チームや専門的な学校も参加する中、今回の参加は授業の一環ではなく、生徒有志による「部活動」としての参加です。

南丹工学クラブは、昨年初めて出場した際の経験を活かし、今年はボディ素材に軽量で強度の高いFRP(強化プラスチック)を採用。デザインから製作、電力管理に至るまで、OICKの専門的な設備と技術指導を活用しつつも、約半年にわたり生徒たちが準備を進めてきました。

▼OICKの「実装・実習棟」や「屋外試験場」で作業・調整を行う生徒たち​​
OICKでの作業風景最終調整中の生徒たち悩んでいる生徒たち屋外試験場での様子

レース当日のドラマ:1,600m地点の試練と逆転の完走

出走時の様子

昨年の大会では、コース最大の難所である急勾配のコーナーに差し掛かると、かなりの低速になりギリギリの状態で登っていましたが、今年は、電圧を昨年の24Vから48Vに倍増させ、さらに自作の減速装置を導入したことで、マシンのパワーが大幅に向上し、昨年苦労した坂道を、スイスイ登り切ることができました。

しかしその後、予期せぬトラブルに見舞われます。
電池ボックスの接触不良により、1,600m地点でマシンが停止。無念のリタイアとなります。

そこで生徒たちは次の出走までのわずかな時間で原因を探し、結束バンド等を用いた応急処置を行うとともに、体温による窓の曇りや、雨・泥を防ぐ対策も施すという執念のリカバリーも実施しました。

リカバリーの様子

その結果2周目のトライアルで、見事約5.8kmのサーキット一周を達成しました。生徒、先生、OICK技術員の皆から歓声があがりました。
3周目には2周目のタイムを大幅に更新し、22分で完走することができました。

鈴鹿サーキットでの集合写真
▲レース終了後の生徒・先生たち

 関係者コメント

​大会の2日後、OICKでインタビューを行いました。

​【南丹高等学校 生徒代表】

藪 一樹(やぶ かずき)さん:3年生・部長​

藪さん「一番の学びはチーム力です。全員がゼロからの挑戦で、何を目指すべきか自分たちで考え、相談し合う大切さを実感しました。幼い頃から物作りが好きで、思い描いた形が具現化し、鈴鹿を走り抜けた瞬間の達成感は一生の宝物です。この経験を春からの仕事でも活かし、周囲と協力して頑張りたいです。」

※藪さんの藪の漢字:草冠は++

 

勝野 響輝(かつの ひびき)さん:3年生・副部長

勝野さん「夏休み返上でFRPボディの製作に打ち込みました。仲間に指示を出してチームを動かす難しさを通じ、自分自身も成長できたと感じています。マシンが無事に完走して戻ってきた時は、喜び以上にホッとしたのが本音です。苦労して作り上げる楽しさを知ったこの2年間を自信に変え、進学先でも邁進したいです。」

小西 蓮(こにし れん)さん:2年生・1周目と3周目のドライバー

小西さん「停止してしまった時は自分の運転が悪かったのかと焦りましたが、3周目を走りきれたときは嬉しかったです。鈴鹿サーキットを走るという、人生に一度あるかないかの経験ができて良かったという思いと、来年はさらに記録を伸ばしたいという意欲が湧いています。」

【南丹高等学校 工学クラブ 顧問】

榊原 (さかきはら)先生​

榊原先生「技術の面でも、物資の面でも、学校だけではここまで出来なかったです。そして学校の授業とは違い、1から10まで自分たちで考えて形にするという経験は、生徒たちにとって非常に大きな財産となりました。特に3年生は、就職や進学を前に、大人との接し方や計画の立て方など、社会で必要な力をこのプロジェクトを通じて学んでくれたと感じています。これからの進学先、就職先でもどんどん活躍して大きくなってほしいですね。」

【OICK技術員】

​中村さん

中村さん「『自分の手の内にあるまで安心はできない』。情熱を持って考え、手を動かし、失敗を繰り返して初めて、物づくりの本質が分かります。今回、生徒たちが自ら課題を見つけ、現場で解決していく姿を見て、確かな成長を感じました。OICKの恵まれた設備を活用し、今後も地域から次代を担う技術者が育つことを期待しています。」

 

 

亀岡市は今後も、先端技術による産業イノベーションだけでなく、地域を支える「ヒト」の輩出を目指し、学校や企業との連携を強化するOICKを通じてさまざまな取り組みを行っていきます。

本件のプレスリリースはこちら<外部リンク>

オープンイノベーションセンター・亀岡(OICK)のホームページはこちら<外部リンク>

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