令和6年度亀岡市国民健康保険事業特別会計決算の概要

歳入総額90億3,765万5千円

歳出総額90億2,248万円

令和6年度亀岡市国民健康保険事業特別会計の決算は、歳入総額約90億3,765万5千円、歳出総額約90億2,248万円で、歳入から歳出を差引いた形式収支は1,517万5千円の黒字となりました。

前年度と比較しますと、歳入、歳出ともに3.8％の減少となりました。

形式収支から繰越金、基金繰入金、市債を差し引き、基金積立金、償還金を加えた実質単年度収支につきましては、約2億3,427万6千円の赤字となりました。

今後の国保運営について、収納率向上、医療費適正化、保健事業の充実を図り、安定した運営に努めていきます。

歳入の内訳

歳出の内訳

年度別決算の状況

各年度の歳入総額から歳出総額を差し引くと、毎年度収入が支出を上回っているため、形式収支は黒字となっています。

実質単年度収支は、令和4年度以降は赤字となっています。

（注）実質単年度収支＝1.歳入-2.歳出-繰越金-基金繰入金-市債＋基金積立金＋償還金

国民健康保険財政調整基金の状況

国民健康保険財政調整基金は予想外の支出や特定目的の支出に備えて、財政の円滑的な運営を図ることを目的に設置しています。

令和6年度末の残高は約3億2,534万円となっています。

医療費の状況

令和6年度に亀岡市国保が負担した医療費の総額は、約64億2,817万円で、令和5年度と比較すると、4億5,482万円、6.61％減少しました。年々被保険者数が減少しており、保険者負担の保険給付費総額も減少しています。