本文
「保険金の手続きをサポートする」と勧誘する住宅修理に注意
【トラブル事例】
訪問してきたリフォーム業者に「台風で屋根瓦が浮いている」と言われ、屋根を見てもらったところ、写真を撮って見せられ屋根の修理を勧められた。「災害の修理なので火災保険が下りれば実質負担なく修理ができる。保険の申請は無料で代行する」と言われたので、屋根の修理と保険代行申請の申込書にサインした。その後、知り合いの修理業者に写真を見せたら、修理の必要はないと言われた。慌てて、修理をキャンセルしたいと申し出したところ、申込書には「修理をキャンセルした場合は、保険代行費用10万円を支払う事」と書かれていると言われた。契約をやめたい…。
【消費者へのアドバイス】
- 災害に便乗して、不必要な住宅修理を契約させられたという相談が寄せられています。
- 「火災保険が使えるので負担はない」「無料で保険の申請代行をする」などと勧誘されてもすぐに契約しないようにしましょう。
- 災害により被害を受けたら、慌てずに複数の業者から修理の見積もりを取り検討しましょう。
- また、保険の適用対象となるか、申請はどのようにするかを自身が加入している保険会社に確認しましょう。
- 家族や周りの人は、不審な訪問者が来ていないか気を配りましょう。
- 少しでも怪しいと思ったら、すぐに最寄りの警察やお住まいの自治体の消費生活センターなどにご相談してください。
問い合わせ消費者ホットライン全国共通3桁ダイヤル188
お住まいの地域の消費生活センターにつながります。
亀岡市消費生活センター
市役所1階市民課内(5番窓口)
Tel0771-25-5005、Fax0771-25-5021
(消費生活センター)