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≪海外投資話が学生に増加中。あり得ない話は信じない≫
【トラブル事例】
大学の友人から海外投資話に誘われた。南米でサッカーくじなどに投資して数パーセントの配当が約束されているという。信頼できる友人からの話だったので信用した。資金を消費者金融から「旅行名目」で借りるよう教えられてその通りにした。タブレットの画面上で投資の署名をしたが契約書や領収書は渡されていない。配当については、インターネット通貨で支払われるというがよく分からない。
【消費者へのアドバイス】
学生や若い社会人に海外投資の勧誘が広がっているようです。投資先は、トラブル事例のサッカーくじなど以外にも海外のカジノサイトなど日本国外にあり、配当などの利益を上げられる事業という話になっているのが特徴です。
最初は、軽い気持ちで参加しますが、配当がなく返金を求めると、「友人を勧誘すれば報酬が得られる」という話が出てきます。人を誘うようになると、投資話から一種のマルチ商法やねずみ講に問題が変わります。
事業者の所在地や電話番号が不明な場合や、分かっても海外の場合、交渉や解決が困難です。常識的に考えてあり得ない話の勧誘に乗ってはいけません。疑わしい時や迷った時は、家族、大学の相談窓口、消費生活センターで相談しましょう。
問消費者ホットライン全国共通3桁ダイヤル188
お住まいの地域の消費生活センターにつながります。
亀岡市消費生活センター
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Tel25-5005、Fax25-5021
(消費生活センター)