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西脇知事と行き活きトークを実施しました!
事業概要
本事業は、西脇知事が様々な分野で活躍する府民と直接お話し、伺った意見を府政に反映させることを目的として、毎月行われている事業です。
今回は、「地域防災力の向上」をテーマに亀岡市消防団と京都府立亀岡高等学校の生徒と意見交換を行いました。
開催日時
令和7年3月18日(日曜日) 午後3時30分~午後5時00分
場所
サンガスタジアム by KYOCERA(体験)
亀岡市環境プロモーションセンター(意見交換)
参加者
・京都府知事 西脇 隆俊
・亀岡市消防団 団長 田井 浩二
・亀岡市消防団 つつじ分団部長 齊藤 遥
・京都府立亀岡高等学校 探究文理科1年生 三舩 晴歩
・京都府立亀岡高等学校 探究文理科1年生 辻本 美玖
内容
・段ボールベッドの組み立て体験
・アルファ化米試食体験
・サンガスタジアム内備蓄倉庫視視察
・意見交換
実施結果
本事業の前半では実技体験を行い、2グループに分かれて段ボールベッドを組み立てた後、水で調理
したアルファ化米の試食を行いました。
その後、サンガスタジアム内にある備蓄物資を視察し、つつじ分団の齊藤部長は、「アルファ化米や
毛布などのほかにも、液体ミルクなどの備蓄物資があるとは知らなかったので、子育て世代にはすごく
助かると思います。」とコメントされていました。
後半は、亀岡市環境プロモーションセンターで知事との意見交換が行われ、知事から防災力向上のた
め必要なことを質問された際には、田井団長は、「年々災害が激甚化している背景を踏まえて、消防団
においても大規模災害対応訓練を実施していかなければならないと考えている。また、最近は、若年層
の防災に対する関心の高さに驚いているので、それに負けないよう頑張っていきたい。」と語られまし
た。
また、齊藤部長は、「消防団に入団したことで、地域コミュニティが広がったため、有事の際には、
近所同士の連携が取れやすくなった。しかしながら、女性の消防団員は、人員確保が難しい部分がある
ので、広報などにも力を入れたい。」と答えられていました。
亀岡高校の生徒においては、授業で研究を行った一時避難所の重要性について発表され、高校周辺に
おいて一時避難所が少ない地域をピックアップし、今後、フィールドワークを通して一時避難所候補地
の提案を行うとのことでした。
最後に、西脇知事と参加者は互いに質問を交わし合い、終始話が絶えることなく本事業の終了を迎え
ました。