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インターナショナルセーフスクールについて解説します
1インターナショナルセーフスクール(ISS)の概要
ISSとは、セーフコミュニティ活動と合わせて、(体と心の)ケガやその原因となる事故、いじめ、暴力を予防することによって、安全で健やかな学校や保育所づくりを進める活動です。
ISSに認証されるということは、けがや事故のリスクがない100%安全な学校として認められるのではなく、安全な学校や保育所づくりのための仕組みが確立され、機能していることが認められたということです。
2インターナショナルセーフスクールの認証を取得
亀岡市では、平成25年9月に下記の取り組み校が、幼少期からの安全・安心への意識を高めて、けがや事故を防止する取り組みを評価するISS国際認証取得を目指すことを表明しました。
そして、平成27年7年に現地審査を受け、平成27年10月3日に、全ての取り組み校が認証を取得しました。
- 亀岡市立曽我部小学校
- 社会福祉法人倣襄会亀岡あゆみ保育園
- 亀岡市立保育所8園(本梅、東本梅、川東、中部、東部、第六、別院、保津各保育所)
(曽我部小学校)
(亀岡あゆみ保育園)
(亀岡市立保育所8園)
3インターナショナルセーフスクール推進体制
ISSの活動は、より安全な環境づくりに向けて、園児・児童、教職員・保育士、家庭、地域などが協働して継続的に取り組む仕組みが機能していることが重要です。
亀岡市で取り組む10の取り組み校では、関係する行政機関・地元自治会・保護者・地域の中学校と高等学校、大学も連携し、ISSの取り組みを実施する協働体制を整えています。
4インターナショナルセーフスクールの取り組みを紹介します
曽我部小学校の取り組み
曽我部小学校では、子どもたちの思いや発想を大切に「子ども発」の主体的な活動にし、安全への知識や技能、行動力を身につけることを目標に、地域との連携を大切にしながら、さまざまな取り組みを展開しています。
(地域の安全を確認する安全ラリー)
(安全な運転を学ぶ自転車教室)
(いじめ防止フォーラム)
亀岡あゆみ保育園、亀岡市立8保育所の取り組み
「体づくり」「安全教育」「環境改善」の3つの視点で従来の安全の取り組みを見直し、より子どもたちが安全安心に生活できるよう取組を推進しています。
(あゆみ保育園の園児の体づくり)
(本梅保育所のしなやかな体を作るリズム遊び)
(東本梅保育所の体幹を鍛えるお茶ごっこ)
(川東保育所のまもるんじゃーによる環境整備)
(中部保育所と曽我部小学校の交流)
(東部保育所の体力測定)
(第六保育所の交通安全教室)
(別院保育所の災害時の行動を学ぶISS遊び)
(保津保育所の安全について学ぶ安全集会)
参考資料:インターナショナルセーフスクール申請書
10の小学校・保育所(園)では、ケガデータを分析し、見えてきた課題に応じて、さまざまな活動を展開してきました。その活動の集大成として、ISS申請書を作成しました。詳細な情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。