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「ゆう・あいフォーラム2024」開催報告
令和6年11月17日(日曜日)に、「ゆう・あいフォーラム2024」をガレリアかめおかで開催しました。
開催趣旨
ゆう・あいフォーラムは、性別や世代などを問わず、人として多様な生き方を認め合う「男女共同参画社会」の実現を目指して平成9年10月に第1回目を開催し、今回の開催で第29回目を迎えました。男女共同参画意識の浸透や参加者の相互交流・ネットワーク化を図るため、市民と行政の協働で開催しています。
【ゆう・あいフォーラム2024企画運営委員】
企画運営委員会は、フォーラムの開催趣旨に賛同する市内の団体・個人と亀岡市で運営しています。
開催日時
令和6年11月17日(日曜日)午前10時~午後3時
開催場所
ガレリアかめおか
参加人数
約1,000人
特設ステージ
特設ステージでは、人権作文の朗読や吹奏楽部の演奏、盲導犬の実演など様々な催しを実施しました。
オープニング(手話コーラス)
例年、特設ステージのオープニングセレモニーとして披露していましたが、令和6年度は2階大広間にて、企画運営委員8人がゆう・あいフォーラムのテーマソング「You&I」を手話コーラスで披露しました。手話の説明を行い、会場の皆さんも一緒に手話コーラスをしました。
ワークショップ(4企画)
午前10時から正午まで、1階ロビーギャラリーで、男女共同参画の視点をもって地域で活動する団体や企画運営委員会がワークショップを行いました。
ジェンダーと防災
ジェンダーフリーのまちづくり会議
ジェンダーに敏感な視点での防災対策の必要性、誰もが心地よく利用できる避難所作りなどを提案するとともに、ハザードマップや防災カードなどを使って、来場される皆様とともに防災の在り方、家族や友人など自分の周りの人たちとの繋がりについて考えました。
女性の人権 ジェンダー平等めざして
新日本婦人の会亀岡支部
「ジェンダー平等の現在地」と題して、女性の人権やジェンダー平等について学ぶワークショップを実施しました。
犯罪・非行・薬物乱用を防止(帽子)しましょう!
亀岡地区更生保護女性会
来場者の皆様と一緒に、ペットボトルキャップやコーヒーフレッシュの容器を利用したミニ帽子を作るとともに、犯罪・非行・薬物乱用の防止について話し合う機会としました。
パープルリボンメッセージ展
ゆう・あいフォーラム2024企画運営委員会
11月12日から25日までの「女性に対する暴力をなくす運動」期間に合わせ、DVや暴力についての展示をしました。運動の象徴である「パープルリボン」を皆さんに知っていただくため、展示を見て感じたことや、「暴力をなくしたい」「男女が共に生きやすくありたい」といった思い(メッセージ)を書いたパープルリボンを、企画運営委員手作りの「木」の枝に貼り付けてもらいました。年代を問わずたくさんの人に参加いただき、全部で61点のメッセージが集まりました。
寄せられたメッセージ
・みんなにやさしくしようね
・ことばの暴力もダメ
・みんな仲よく暮らせる社会
講演会
テーマ:「みんなで助かる防災~多様な視点からのモノ・コト・チエ~」
講師:前川良栄(まえかわよしえ)さん
災害時における様々な人権問題について、理解を広めていくことを目的に、同日開催の「ヒューマンフェスタ2024」と共同で講演会を開催しました。
参加者の感想(抜粋)
・防災についてグループワークがあったので、自分で思いつかないことも知れて良かった。
・本当に災害に出会ったときのことを、訓練する必要を感じました。
・身近な防災を考える良い機会でした。ほかの人に助けを求める勇気をもつ。
LGBTQ+展
亀岡市で令和3年3月から実施している「パートナーシップ宣誓制度」、令和5年11月に完成した「LGBTQ+啓発事業」リーフレットの紹介や、「SOGIE」「性の多様性」についての展示をしました。
各種展示
各団体の活動紹介や「ジェンダー」に関するパネル展示をしました。
ゆう・あいフォーラム2024参画団体などの活動紹介
ゆう・あいフォーラム2024参画団体や、KYISS(亀岡ゆう・あいサポートシステム)登録団体が、それぞれの活動を写真やイラストなどを交えながらまとめ、展示しました。
その他
亀岡市男女共同参画条例(平成15年4月1日施行)のほか、令和3年3月に策定した「ゆう・あいプラン2021~亀岡市男女共同参画計画~」や男女共同参画情報紙「ゆう・あいネット」、「アンコンシャス・バイアス」やジェンダーギャップ指数2024に関する資料などを展示しました。
人権クイズラリー(ヒューマンフェスタとの共同企画)
人権や男女共同参画に関するクイズ6問を会場内に設定し、来場された皆さんに展示を見ながらクイズに答えていただきました。クイズの正解者にはガチャガチャの景品をプレゼントしました。
ご来場、ご協力いただきありがとうございました。
これからも、市民の皆さんにとってわかりやすい啓発活動に努め、「性別にとらわれず、誰もが自分らしく生きられるまち 亀岡」の実現に向け、事業を展開していきます。