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亀岡市人権条例(仮称)制定検討委員会の議事要旨
亀岡市人権条例(仮称)制定検討委員会の議事要旨
第1回
開催日時
令和4年10月3日(月曜日)午前10時から正午まで
場所
ガレリアかめおか2階 大広間
次第
1 開会
2 委嘱状交付
3 市長挨拶
4 委員、事務局紹介
5 座長選出
6 副座長指名
7 議事
(1)委員会について
(2)亀岡市人権条例(仮称)の制定について
(3)今後のスケジュールについて
8 その他
9 閉会
主な意見等
・合理的配慮の言葉だけの問題ではなく、これをどう実現していくかも含め、今回の趣旨に
どのように掲げていくかが課題
・国が掲げる17の人権問題の内容を本市としてどう盛り込んでいくのか。
・条例を作ることはそこまで難しくないが、どのように運用するかが大切であり、市民に人権条例の趣旨を認識いただく中で、将来に向けて根付いていくものでないといけない。
・差別をされて大変な状況にある人たちの実態や今ある差別をもう一度確認することが必要
出席者
委員9名(欠席1名)
第2回
開催日時
令和5年1月30日(月曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
場所
亀岡市役所3階 302・303会議室
次第
1 開会
2 議事
(1)亀岡市人権条例(仮称)制定スケジュールについて
(2)人権三法、アイヌ施策推進法について
(3)インターネット上における人権侵害事例について
(4)亀岡市人権条例(仮称)制定までの段階的な流れ・役割について
(5)亀岡市人権条例(仮称)制定(タタキ台)について
(6)議事録の公開について
(7)その他
3 閉会
主な意見等
・あらゆる人権問題について、現状として何が不足しているかを認識した上で、亀岡市に人権条例が必要なのかどうか議論するとともに、それを条例にどう盛り込んでいくか整理が必要
・人権という大きな括りとしての理念条例を制定し、それぞれの施策に活用していくことになっていくと思うが、全体を網羅する形でなければ個々の人権を守っていくことはできない。
・タタキ台では、障がい者や男女共同参画などの問題に触れていない。人権という大きな括りでまとめていくということであれば、見直す必要がある。
・新たな形態の差別により人権侵害を受けている人たちも多くいる中で、差別がなく暮らしていけるような条例を作ることで、現場も変化していくと思うので、そういった取っ掛かりになる条例が必要である。
出席者
委員10名(欠席0名)
第3回
開催日時
令和5年2月27日(月曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
場所
亀岡市役所3階 302・303会議室
次第
1 開会
2 議事
(1)亀岡市人権条例(仮称)の制定について
(2)その他
3 閉会
主な意見等
・人権問題の解決に向け、条例を作り、審議会を設置していくことについて理解できた。なお、亀岡市の総合計画において様々な取組が明記され、多くの成果を出しているので、本市にとって人権条例の必要性の部分をバージョンアップした形で、これから提案をいただきたいと思う。
・時代や状況が変化する中で、条例まで踏み込んでいくことは賛成している。ただし、条文には、全体的に本市の特徴を盛り込むべき
・一番大事なのは、差別を受けてきた当事者の実態に目を向けるべきである。差別は、現場の中にあり、いろいろな取組を行っているものの、解決できない差別があるので、市民にとって人権の大切さが分かるような条例が必要である。
・審議会の附属機関も大事であるが、総合計画においては、人権が一番に記述されているにもかかわらず、市長直轄で動いていける組織になっていないので、市長から直轄で各部署に通じるような形を作っておかないといけない。
・行政である以上は、法治主義の原則に基づく必要があり、その根本が地方自治では条例であるが、それが今までなかったので、それをきちんと整理していくことが必要
出席者
委員8名(欠席2名)
第4回
開催日時
令和5年3月28日(火曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
場所
亀岡市役所3階 302・303会議室
次第
1 開会
2 議事
(1)亀岡市人権条例(仮称)の制定について
(2)その他
3 閉会
主な意見等
・人権侵害の事例にLGBTQ+についての記述がないが、具体的な事例を掌握できていないとしても、日常生活の中で差別的な言動を耳にすることが多いので、触れておくことは大事かと思う。
・条例制定の目的の中で、差別を許さないではなく、差別をしないという視点での条例が必要であると感じる。
・検討委員会として、人権条例が必要であるという結論で決定する。
第5回
開催日時
令和5年5月25日(木曜日)午前10時から正午
場所
亀岡市役所1階 市民ホール
次第
1 開会
2 議事
(1)亀岡市人権条例(仮称)の制定に向けた今後の進め方について
(2)その他
3 閉会
主な意見等
・耳が聞こえにくい方などの相談体制の充実や相談員の育成が必要
・人権は幅広いものであるので、横断的な組織体制の整備が重要
・相談がある中で支援体制があるのは当たり前のことなので、「相談・支援体制の推進」として盛り込んではどうか。
・市民及び企業等の役割の内容について、市民憲章と連携した表現にするなど、どのように市民が努め、行動していくのかの視点で整理ができないか。
・条例で設置する審議会のところに、基本計画の進捗管理を行っていく旨の内容を盛り込んではどうか。
出席者
委員8名(欠席2名)
第6回
開催日時
令和5年6月26日(月曜日)午後1時30分から午後3時30分
場所
亀岡市役所別館3階 会議室
次第
1 開会
2 議事
(1)亀岡市人権条例(案)の論点整理について
(2)その他
3 閉会
主な意見等
・世界連邦・非核平和都市、生涯学習都市宣言、亀岡市民憲章を条例案の前文に盛り込む場合、西暦を入れることで、過去の取組から近年の取組へと繋がっていることを強調でき、亀岡市の伝統として表現できると思う。
・前文に障がいを理由とした差別に対して、合理的配慮が義務化されたことを盛り込んでほしい。
・市民、企業等の役割の内容について、市が実施する人権施策に協力するということではなく、人権施策を一緒に推進するような表現にすれば、良いのではないか。
・今後、基本計画を策定すれば、進捗管理及び評価を行っていくと思うので、条例にそのことを盛り込んではどうか。
出席者
委員7名(欠席3名)