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男女共同参画のキーワード

5 ジェンダー平等を実現しよう16 平和と公正をすべての人に
ページID:0002112 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

ジェンダー

人間には生まれついての生物学的性別(セックス/SEX)がある。一方、社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた「男性像」「女性像」があり、このような男性、女性の別を「社会的性別」(ジェンダー/gender)という。「社会的性別」は、それ自体に良い、悪いの価値を含むものではなく、国際的にも使われている。

ジェンダーに敏感な視点

「女らしく」「男らしく」といったジェンダーを基礎とした思い込みを排し、人間として物事をとらえようという視点。

ジェンダー・エンパワーメント指数(GEM)

女性が政治および経済活動に参加し、意思決定に参加できるかどうかを測るもの。具体的には、国会義意に占める女性の割合、専門職・技術職に占める女性の割合、管理職に占める女性の割合、男女の推定所得を用いて算出する。また、最近ではこれまでのGDI(ジェンダー開発指数)とGEM(ジェンダーエンパワーメント指数)にかわり、男女間に存在する不平などを明らかにする指標としてGII(ジェンダー不平など指数)が使用されている。

ワーク・ライフ・バランス

仕事と生活の調和がとれた状態を示す。仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章ではこれを実現した社会を「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」とされている。

ポジティブ・アクション

積極的改善措置。さまざまな分野において、活動に参画する機会の男女間の格差を改善するため、必要な範囲内において、男女のいずれか一方に対し、活動に参画する機会を積極的に提供するものであり、個々の状況に応じて実施していくもの。審議会など委員への女性の登用のための目標の設定や、女性公務員の採用。登用の促進などが該当する。

隠れたカリキュラム

学校における制度や慣行、教員の言葉や態度などを通して、無意識のうちに子どもたちに伝承され、影響を与えてしまう事柄。

家族経営協定

家族経営が中心の日本の農業が、魅力ある職業となり、男女を問わず意欲を持って取り組めるようにするため、経営内において家族一人ひとりの役割と責任を明確にするなど、農業経営を担っている世帯員相互のルールを文書にして取り決めたもの。

エンパワーメント

力(パワー)をつけること。政治・経済・社会・家庭など社会のあらゆる分野で、自分で意思決定し、行動できる能力を獲得すること。

リーガルリテラシー

法律や条例、条約などの法的知識を習得し、理解し、主体的に活用することができる力のこと。

メディア・リテラシー

メディアの内容を読み解き、主体的に選択し、活用できる能力のこと。メディアが描き出す男女のあり方や役割は、私たちの意識に大きな影響を与えている。多くの場合、メディアは、性別役割分担を固定化して描いたり、型にはまった男女のイメージを繰り返し流している。メディアに描かれるジェンダーを批判的に見抜けるよう、メディア・リテラシーを身につけることが重要。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ

女性の性と生殖に関する健康と権利のこと。女性自身の全生涯を通した身体と性の健康が、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であること。安全な出産調整と自己決定の確立が重要だとされている。

パートナーシップ

お互いを自立した存在として認め合い、対などな立場で連携・協力し合う関係。市民と行政のパートナーシップの他に、男女のパートナーシップ、国同士のパートナーシップなどがいわれている。

ドメスティック・バイオレンス(DV)

夫婦や恋人など婚姻の有無を問わず親密なパートナー間の身体的心理的暴力のこと。暴力には、身体的暴力(なぐる・蹴るといった行為)、心理的暴力(大声で怒鳴る、何を言っても無視するなどの行為)、経済的暴力(生活費を渡さないなど経済力を奪う行為)、社会的暴力(交友関係やメールの内容などを監視する、外出を禁止するなどの社会的に隔離する行為)、性的暴力(性的行為を強要する、避妊に協力しないなどの行為)などがあり、多様な形態をとる。2001年(平成13年)に配偶者からの暴力の防止および被害者の保護に関する法律(DV防止法)が制定された。

セクシュアル・ハラスメント

性的嫌がらせ。男女共同参画会議女性に対する暴力に関する専門調査会報告書「女性に対する暴力についての取り組むべき課題とその対策」(平成16年3月)では、「継続的な人間関係において、優位な力関係を背景に、相手の意思に反して行われる性的な言動であり、それは、単に雇用関係にある者の間のみならず、施設における職員とその利用者との間や団体における構成員など、さまざまな生活の場で起こり得るものである。」と定義されている。

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