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「ゆう・あいフォーラム2019」開催報告
令和元年6月23日(日曜日)に、「ゆう・あいフォーラム2019」をガレリアかめおかで開催しました。
開催趣旨
ゆう・あいフォーラムは、性別や世代などを問わず人として多様な生き方を認め合う男女共同参画社会の実現を目指して、平成9年10月に第1回目を開催し、今回第24回目を迎えました。
ゆう・あいフォーラム2019企画運営委員
企画運営委員会はフォーラムの開催趣旨に賛同する市内の団体・個人と亀岡市で運営しています。
開催日時
令和元年6月23日(日曜日)午前10時から午後4時まで
開催場所
ガレリアかめおか
参加人数
217人
市民企画によるワークショップ(3企画)
【午前10時~正午】
男女共同参画の視点を持って地域で活動する団体が企画・運営するワークショップを開催しました。
命についてみんなで語ろう
くらしを見つめる会
みんなの命(人権)は公平に大切にされているか自由に思いを語り合い、異なる意見にも耳を傾け、命について深く考えることができました。
ジェンダーを知ろう!
ジェンダーフリーのまちづくり会議
カフェのような雰囲気でお茶を飲みながら、ジェンダーについてのアンケートに答えて気づきを得てもらいました。また、団体で作成したセクハラに関する紙芝居やジェンダーかるたを展示し、見ていただきました。
こどもたち・おとなたちもおはなしのせかいでホッ!と
おはなしのへや‟さらな”
絵本などの読み聞かせをを通して本に親しみ、色々な角度から物事を考えるきっかけを提供しました。子どもから大人まで「ホッ!」とするひとときをお過ごしいただきました。
映画上映「彼らが本気で編むときは、」
【午後0時45分~3時30分】
オープニング
映画上映に先立ち、企画運営委員がゆう・あいフォーラムのテーマソング「You&I」を手話を交えて歌いました。「You&I」は、平成10年に当時のゆう・あいフォーラム実行委員の秋田徳美さんが作詞を行い、夫の秋田裕久さんが曲をつけて作成されました。会場の皆さんとも一緒に手話コーラスを行い、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
「彼らが本気で編むときは、」
©2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
時間:午後0時45分から【127分・日本語字幕付】
参加者の感想
- 人間とは?家族とは?もう一度考えてみたいと思いました。
- 知らないことが多すぎてLGBTについてよい勉強になった。
- 色んな家族の形があるということを深く考えさせられた。
- 身近には感じないけど問題提起として受け取った。
- 誰もが社会の構成員であるために考えていく課題があり、静かな映画だったが強く訴えるものがあった。
カフェトーク
【午後3時30分~4時】
「彼らが本気で編むときは、」の上映後、お茶を飲みながら感想などを語り合うカフェトークを開催しました。映画のテーマであるセクシャルマイノリティ(性的少数者)や多様な生き方などについて、活発な意見交換を行うことができました。
参加者の感想
- 深いところまで理解されている方ばかりで、お茶を飲みながらとてもお話しがはずみました。
- セクシャルマイノリティについては受け入れがたいが理解しなくてはいけないと思う。
- 相手の立場になって考え理解することが大切だと思いました。
パープルリボンメッセージ展
【午前10時~午後4時】
ゆう・あいフォーラム2019企画運営委員会による企画
暴力根絶の象徴である“パープルリボン”について皆さんに知っていただき、「大切な人との間での暴力をなくす」「お互いを大切にする」ためのメッセージを紫色のカードに書いて模造紙に貼り付けてもらいました。
各種展示コーナー
【午前10時~午後4時】
ゆう・あいフォーラム2019参画団体など活動紹介
ゆう・あいフォーラム2019参画団体やKYISS(亀岡ゆう・あいサポートシステム)登録団体などの活動をイラストや写真を交えながら展示しました。
ゆう・あいフォーラムのあゆみ展示
フォーラムのこれまでのあゆみを過去の開催写真などを用いて企画運営委員が手づくりで作成しました。
ゆう・あいステッププランと亀岡市男女共同参画条例
平成23年3月に策定した「ゆう・あいステッププラン~亀岡市男女共同参画計画~」と亀岡市男女共同参画条例(平成15年4月1日施行)の内容を展示しました。
今後も市民の皆さんにとって分かりやすい啓発活動に努め、「性別にとらわれず、誰もが自分らしく生きられるまち 亀岡」の実現に向け、事業を展開していきます。