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私の職場紹介(京都タクシー株式会社)

更新日:2026年3月31日更新 印刷ページ表示

休み方も頑張り方も自分次第

   京都タクシー集合写真    

 

 

 

 

 

 

 

地域の足として、亀岡市を中心にタクシー業を営む京都タクシー株式会社。同社にはドライバー歴30年以上のベテランから新人まで、さまざまな女性ドライバーが働いています。
入社32年目の原田和代さん、18年目の高塚春美さん、3年目の松尾裕子さん、2年目の村田優子さんの4名にお話をうかがいました。

 

―― 皆さんが京都タクシーのドライバーになったきっかけを教えてください。

原田和代さん(以降、原田):44歳の時に家庭の事情で世帯を背負うことになり、高校生と大学生の子どもを育てながら、専業主婦だった自分でも
              できそうな仕事を探す中で出会ったのが京都タクシーでした。直接会社を訪ねたところ、ちょうど女性ドライバーを
              採用しようと考えておられたそうで、快く採用していただきました。

       原田和代さん

 

 

 

 

 

 

 

原田和代さん。本社の花壇の手入れも担っています


―― 京都タクシー初の女性社員ということですか。

原田:そうです。その頃は京都市内でもタクシー会社1社につき、女性ドライバーは2〜3人しかいなかったと思います。生活していかなければと
   必死でしたから、何も考えず飛び込みましたね。

 

―― 他の皆さんはいかがでしょう。

高塚春美さん(以下、高塚):トラック業界でドライバーをしていて、引退後は近所で働きたいと思って入社しました。「物」と「人」で運ぶ対象は
              違いますけど、同じ車ですから。

村田優子さん(以下、村田):私もトラックドライバーの経験があったので、自然な流れで選びました。市外への通勤が苦痛だったので地元で
              探そうとハローワークに相談したところ、「タクシードライバーはどうですか?」と提案してもらいましたね。
              子どもがもう大きくなったので、これからは自分の時間を大切に、いかに楽しく人生を送れるかを考え、休みの
              融通が効く仕事として選びました。

松尾裕子さん(以下、松尾):私はずっと食品会社でパートをしていて、もっと稼ぎたいと思っていたところに、京都タクシーで働いている友達
              が紹介してくれて、60歳になる前に転職しました。

 

―― 皆さんの1日のスケジュールを教えてください。どういう動き方をされているのでしょう。

高塚:大きくは通し勤務と8時間勤務の2つのパターンがあります。通し勤務の場合は休憩3時間込みの18時間で、翌日はお休みになります。働き
   方は男性ドライバーと同じですね。私の場合は、朝7時から終業までの通し営業が月9日間ほどあります。電話受付が深夜1時までなので、
   帰宅は3時を回ることもありますけど、翌日はちゃんと休めます。

高塚春美さんの写真

 

 

 

 

 

 

 


高塚春美さん

松尾:私は10時から20時での8時間勤務が中心です。2時間の休憩は好きなタイミングで取っています。

村田:私は8時から18時の同じく8時間勤務です。全体の稼働バランスを見て、乗務時間はドライバーごとに少しずつずらしていますね。

原田:私の場合は70歳の定年で正社員から嘱託社員に切り替わり、今は9時から18時までの勤務です。本当はまだまだ働けますけど、労働基準法
   で定められている勤務時間を守っています(笑)ドライバーは80歳までできるので、私の場合はあと4年もないですけど、できるだけ働き
   たいですね。

 

―― 勤務時間が深夜に及ぶこともあるんですね。体力的な苦労もありそうです。

高塚:私の場合は前職がトラックドライバーで働き方が似ているので、あまり苦労はありません。むしろ毎日自宅に帰れるだけいいなと(笑)
   待ち時間には仮眠もできますし、未経験の方でも続けるうちに徐々に体が慣れてくると思います。

原田:むしろ通し勤務を希望する女性ドライバーもいますよ。翌日が休みになりますから、休日の頻度が多いほうがいい方にはうれしいよう
   です。

松尾:個人的には、今までやってきた仕事の中で一番自分に合っています。通しで働いて翌日休める仕事なんて、他にないですよ。月に2〜3回は
   連休もありますし、年間で見れば休みは多いと思います。歩合制なので、どの程度頑張るかも自分次第です。乗務中は自分一人の仕事なので、
   休みもとりやすいですよ。一般的な会社だと「休むと他の人の負担が増えて申し訳ない」と思うかもしれませんが、タクシーの場合は稼働台数
   が少ない方が稼ぎやすい面もあるので、気楽です。他の人に迷惑をかけることがないですから。自分の車の稼働が止まるだけで、代理の人を
   探す必要もありません。

松尾裕子さんの写真

 

 

 

 

 

 

 

 

松尾裕子さん

原田:私が入社してからの30年間で、だいぶ働きやすくなったと思います。私が初の女性社員ということもあって、最初の頃は生理休暇もなかったん
   ですよ。そもそも男性しかいなかったので生理休暇というもの自体の存在が知られていなくて。社内で生理休暇の制度について提案する中で
   制度が整えられ、今では取得できるようになっています。

 

―― 徐々に環境を整えてきたんですね。

松尾:あと、乗務中に他のドライバーと喋らなくていいのも気に入っています。以前の仕事では人間関係で苦しんだので、こんなに良い職場はない
   です。

村田:乗務中一人でいられるのは楽ですよね。お客さまと自分だけですし、お客さまと一緒にいる時間も限られていますから。

村田優子さんの写真

 

 

 

 

 

 

 

 

村田優子さん

松尾:お客さまの世界観を知ることができるのも楽しいです。体が不自由でも明るく生きておられる方もいれば、健康だけど元気のない方もおら
   れて。

原田:最近はご高齢のお客さまが増えたので、乗られた瞬間から話し出される方も多いですね(笑)。タクシーの運転手は他の人に話を漏らさない
   という安心感があるからか、言いたいことをわーっと喋って帰られる方もおられます。

高塚:私は基幹病院のある南丹市も担当しています。お客さまの中にも患者の方が多く、お客さまの悩みを聴くこともあるので、少しでも心を楽に
   してあげられたらいいなと思っていますね。ただ人を乗せるだけでなく、人の心も乗せているつもりで運転しています。たくさんお話しして
   くださるお客さまが多いので、タクシーの中が皆さんの癒やしであり、ストレス発散の場になってるのかなと思います。

 

―― どんな方が京都タクシーのドライバーに向いていると思いますか。

松尾:運転が好きで、上手な方。あたふたせずに、頭の中でルートをイメージできる方が向いているかな。

原田:明るい方がいいですね。お客さまからすると、女性ドライバーの方が話しかけやすいようですから。女性のお客さまから「女の人でよかった」
   と言われることは多いです。あとは、ご高齢のお客さまも多いので、荷物を玄関先まで運ぶなどの気遣いができる方だと喜んでいただけると
   思います。

高塚:「女性ドライバーをお願いしたい」とお電話をいただくこともありますよね。

松尾:特に、陣痛タクシーは女性ドライバーのほうが安心してもらえると思います。陣痛タクシーは妊娠中の女性の方が陣痛や破水をされた際に、
   事前に登録いただいた病院や自宅の情報に基づいてスムーズに送迎を利用いただけるサービスですが、もし車内で産気づかれたら取り上げる
   くらいの気概でやっていますから(笑)

京都タクシーの女性ドライバーの皆さん

 

 

 

 

 

 

 

 

村田:私は福祉の学校を出ていて、福祉タクシーを担当しています。福祉タクシーは単独での移動が困難な方のためのサービスで、車椅子のまま
   ご乗車いただけます。田舎は家が大きく、玄関がどこにあるかわからなかったり、裏口から出てこられたりするので、車を止めて下見を
   して、乗車位置を考えることもありますね。それも腕の見せ所であり、楽しさだなと思います。

原田:亀岡は、山々の景色が本当に綺麗です。出雲大神宮や東別院町のあたりなんかは特に素敵ですね。 季節によって景色も変わりますし、運転して
   いて飽きません。歴史が好きなドライバーは独学で学んで、お客さまに案内したりもしていますから、そういう楽しみ方もあると思いますよ。

 

会社HP:https://www.kyoto-taxi.com<外部リンク>


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