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ページID:0004483 2021年7月12日更新

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神経内科

特色

当科では、京都府立医科大学神経内科からの非常勤医師1名で、毎週1回木曜日に外来診療しております。神経内科とは、脳や脊髄、神経、筋肉の病気について診療をおこなう科です。しびれ、運動麻痺、歩行障害、痙攣、頭痛、ものわすれ、意識障害など様々な症状を起こすことがあります。このような症状がある場合は、かかりつけの先生にご相談のうえ神経内科を受診することをおすすめします。

神経難病や脳卒中後遺症などで、長時間の待合が困難な患者さまがおられるため、診療はすべて紹介・予約制とさせていただいております。

当科の治療方針

神経内科の疾患は非常に種類が多く、他領域の診療科の疾患も合併しやすいことが特徴です。

診察に際しては、まずは患者さまへ問診をおこない、体全体のことを詳しく検討したうえで、どの部分が原因となっているのかを見極めます。原因となる病気は多岐に渡りますが、一般的に採用される標準的な治療を基準としながら、その上でさらに、患者さま一人ひとりの病状に対応したきめ細かい治療をおこなうよう目指しています。

各疾患について

神経変性疾患

脳や脊髄にある特定の神経細胞が進行性に障害を受け脱落する病気です。どの神経細胞が障害を受けるかによって、症状が異なります。代表的なものとして、認知機能に障害がでる病気(アルツハイマー型認知症など)やスムーズな運動ができなくなる病気(パーキンソン病など)、筋力が低下してしまう病気(筋萎縮性側索硬化症など)があります。残念ながら発病の原因はわかっておらず、根本的な治療法はまだ見つかっておりませんが、早期に発見して薬物治療などにより症状を緩和していくことや、病気に対する理解を深めていくこと、介護サービスなどを導入して日常生活の補助をしていくことが大切です。

末梢神経障害

末梢神経には、筋肉を動かす運動神経、熱さや痛み、手足のバランスなどを認識する感覚神経、体の様々な組織や器官の働きを調節する自律神経の3種類があります。それらの神経の障害により、筋力が低下したり、しびれや痛みが現われたりすることがあります。

脳梗塞

脳の血管がつまることによって、そこから先の血行が阻害されるために脳の機能が障害された状態をいいます。当院では主に脳卒中後遺症の診療や、再発予防の投薬加療をおこなっております。

 

診察日・外来担当医は、「担当医表」でご確認ください。