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学校だより 7月号

2026年7月1日更新 印刷ページ表示

一歩一歩 歩みを進めよう

 7月の声を聞きますと、一層暑さを感じるように思います。早いもので、新学期を迎えてすでに3ヶ月が過ぎ、いよいよ1学期のまとめの時期となりました。この間、生徒たちは学習や部活動、委員会活動や校外学習など、様々な体験や学びを通して、心も体もたくましく成長しています。とりわけ、生徒会活動は、生徒が教員と相談しながら、主体的に協働的に取り組む本校の特徴的な活動です。

 本年度の生徒会スローガン 「百桃繚乱(ひゃくとうりょうらん) 咲き誇れ! 笑顔と個性の花」 には、「お互いを認め合い、それぞれの意見を尊重しあって、一人一人の個性や笑顔が咲き誇る学校にする。」 「一人ではできないことでも、力を合わせて大きな成果を生み出せる学校にする。」という目標と願いが込められています。各学年、ボランティア委員会(ベルマークの回収、地域の方への年賀状作成)や生活委員会(自主勉強点検、生活習慣改善運動)など、9つの委員会が方針をたて計画的に活動を行っています。とりわけ、生徒会本部が担当している「意見箱」の取組は、これまでも生徒の意見が学校生活や行事などの工夫改善に生かされてきました。

 令和6年猛暑の夏、「エアコンは正常動作なのに、3年1組の教室だけ異常に暑く、何とかしてほしい。」という要望に対して、生徒会本部は校舎の構造に問題ありと推測し、教員と相談しながら京都府地球温暖化防止推進センターに協力を求め、改善に動き出しました。地域の工務店の方にもお世話になり、さっそく教室の断熱・遮断の工事が始まりました。生徒たちも安全に気をつけながら、窓枠木材の塗装や天井裏への断熱材の敷き詰めを手伝い、その結果、教室は年中、快適な学習環境に生まれ変わっています。学校を良くするために声をあげた生徒の思い、それを受け止めて行動した生徒会本部の心意気、最後まで支え続けた教員の粘り強さは、本校の自主活動の礎になっています。2学期には、全校が汗して本気で取り組む「文化祭」や「体育祭」を予定しており、先日は、体育祭の縦割り集団の色を決める「色抽選」が行われました。気合い十分のブロック長の言葉に歓声と拍手が巻き起こり、既に盛り上がりを見せています。これからも一人一人が「チーム詳徳中」を創る当事者として、自らの意見を持ち、他者と協働しながら様々な活動にチャレンジしてくれることを期待しています。

 学期末を迎え、本校では各学年が(前期の)人権学習に取り組みます。1年生は「いじめをなくすために」=(人権侵害であるいじめの構造を理解し、その解決に向けて考える)、2年生は「マイクロ・アグレッション」=(無意識の偏見や思い込みから発せられる言動について考えるとともに、自身の言動を振り返る)、3年生は国際社会の中で他者を理解し、恒久平和を実現するために「多様な人権問題」について学習します。どの学年も、日常生活の中で知らず知らずのうちに相手を傷つけていないか、勝手な思い込みで人を差別していないかなどについて考えます。

 私たちは、誰もが「幸せに人生を生き抜く権利」があり、その権利が偏見や差別によって傷つけられることは絶対に許されません。人権学習をはじめ教育活動全体を通して学んだことが、知識理解にとどまることなく、自らの問題としてとらえ、公正な判断と正しい認識で行動できる力を身につけてほしいと思います。そして、一人ひとりが、強さと弱さの両面を併せ持つ「自分の心」と向き合い、自他を尊重する気持ちを育みながら、力強く人生を歩んでくれることを願っています。

校長 國府 美幸

学校だより7月

学校だより7月号 [PDFファイル/946KB]

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