本文
学校だより 3月号
巣立ちの春 ~未来は自分の力で切り拓く~
弥生3月とはいえ、余寒はまだまだ厳しいものがあります。それでも日中は早春の光に、暖かさが感じられるようになり、校庭では木々の芽も膨らみ始めています。少しずつですが確実に春は近づいているようです。
この一年間、生徒たちは、それぞれの目標に向かって努力し、仲間との「探究」や「対話」、「協働」を通して心身共に大きく成長しました。「失敗も学びのチャンス」と捉え、何事にも前向きに挑戦する力や、自ら考え主体的に行動しようとする力、自他の思いを理解し伝え合おうとする力は、互いを認め合える集団の中で育まれてきた力です。時には、自分の思いが伝わらずイライラしたり、不安で押しつぶされそうになったこともあったかと思いますが、保護者の皆様の愛情に包まれながら、色々な困難を乗り越えて力を蓄えてきました。
今、3年生は中学校卒業後の進路を見据え、自分の決めた道に向かってスタートを切ろうとしています。個々の頑張りは大切ですが、仲間の頑張る姿を全員で支え、共に学び続けようとする環境や雰囲気をつくっていくことは、高まり合う集団として大切な資質であり、学年としての真価が問われているところです。これまで培ってきた「集団としての力」を大いに発揮し、全員が自信を持って新たな一歩を踏み出すことが出来るよう、残りわずかとなった中学校生活を、より充実したものにしてほしいと思います。そして、自分たちが創り上げてきた「仲間と共に成し遂げる力」、「自分も相手も大切に思う気持ち」、「自らの思いを他者に伝える力」、「気持ちのよい挨拶」、「感謝の思い」など、詳徳中学校の良き伝統を、後輩たちにしっかり伝えてください。人生の節目となる卒業を前にして、学年としての力を大いに期待しています。
また、1・2年生にとっては学習面・生活面・部活動などあらゆる面において、本年度のまとめと次年度への準備をする大切な時期です。3月11日(水曜日)には、生徒会主催の「3年生を送る会」が行われます。自分たちならではのアイデアと企画力で、先輩たちに何を伝え、思い出に残る最高の時間をプレゼントすることができるのかが、とても楽しみです。・・・そして、いよいよ13日(金曜日)は「卒業式」です。コロナ禍の中、様々な制限を伴って始まった中学校生活でしたが、その経験から行事を見直し、新たに挑戦したいこと、変わらずに大切にしたいことを整理し、本校独自の取組を進めてきました。どんな学校にしたいのか、そのために何をすればよいのかを話し合い、みんなの力で活気ある詳徳中学校を創ってきてくれました。様々な経験や活動を経て、大きく成長した3年生を、自信を持って送り出したいと思います。
これからも生徒たちの思いに寄り添い、ともに考え成長していける教職員集団でありたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様方には、本年度も本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。今後とも生徒たちを温かく見守り、応援していただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
校長 國府 美幸

詳徳中学校 学校教育および学校生活に関するアンケート結果より
1年間の教育活動を終えるにあたり、過日、保護者の皆様にご協力いただきました「詳徳中学校の教育に関するアンケート」および生徒の「学校生活に関するアンケート」の結果についてお知らせします。
保護者アンケートについて、「詳徳中学校は学校づくりに努力が見られ、子どもや保護者にとって信頼できる」、「学校は雰囲気がよく、子どもは楽しく学校生活を送っている」、「教職員は、保護者に対して誠意を持って対応し、信頼できる」について、肯定的評価は90%以上でした。また、「学校は、家庭や地域と連携・協力して教育を進めようとしている」、「子どもは授業が工夫され分かりやすいと感じている」は、3年間の経年比較を見ると肯定的評価の割合が増加してきています。今後も保護者の皆様の学校への期待に沿える教育活動を目指してまいります。
また、生徒による「学校生活に関するアンケート」では「先生は大切にしてくれる」(96%)、「きまりとマナーをみんなで守れている」(97%)、「学級活動や行事に積極的に参加している」(92%)、「登下校や学校で挨拶できている」(92%)であったのに対して、「家で本を読む」(33%)、「自主的に家庭学習をしている」(69%)、「学校の授業以外に平日1時間以上勉強している」(51%)、「休日1時間以上勉強している」(54%)に課題が見られました。授業に関して「わかりやすい授業」、「もっとこうして欲しい」という質問に対してしっかりと回答してくれたので、教職員全員が真摯に受け止め、改善に努めていきます。
不十分であるとご指摘いただいた内容および結果は、丁寧に分析・見直し、評価いただいた面とも併せて、さらに充実した教育活動になるよう努力してまいります。これからもよろしくお願いいたします。



