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学校だより 2月号
じっくり力を蓄える
今年の冬は、例年に比べて過ごしやすいと感じていましたが、1月下旬、日本列島に厳しい寒波が到来し、亀岡市においても身の引き締まる冬本番となりました。同時にインフルエンザが流行し、本校においても学級閉鎖を行いました。いつ起こるかわからない自然災害への危機管理と日頃の備え、また、感染症を防ぐための基本的な予防対策などを心がけながら、教育活動を進めているところです。
「冬来りなば 春遠からじ」・・・私たちの「春」は、もうまもなくであることを祈ります。
さて、3年生は、1月末に定期テスト5(学年末テスト)を終え、すでに受験を終えた生徒もいますが、多くの生徒が2月10日からの私立高校の入学試験や、16日からの公立高校前期選抜に向け、体調管理に気を配りながら、日々の学習に取り組んでいます。1・2年生も、自分たちが新しい詳徳中学校を創っていくリーダーや先輩となるべく、学習や学校生活に意欲的に取り組んでいます。
去る1月12日(月・成人の日)に、サンガスタジアム by KYOCERAで開催された「亀岡市はたちの会」に出席させていただきました。前日は早朝から雪の舞う寒い一日でしたが、当日は青空が広がり、会場には、再会を喜び合う参加者の笑顔と熱気、華やかでエネルギッシュな雰囲気にあふれていました。16名の実行委員が中心となって告知ポスターや案内チラシ、当日配布された冊子を作成され、当日の運営も担当されるなど、終始厳粛で温かな式典でした。今年のテーマは『結耀新咲(けつようしんしょう)』・・・「はたちの節目を機に、これまでの歩みや出会いを『結』び、その絆や努力がひかり『耀』き、これから進む『新』たな場所で、それぞれが大輪の花を『咲』かそうという思いが込められているとのことです。その委員として、本校の卒業生が活躍しておられたことは何より嬉しく、誇らしい気持ちになりました。本校に連綿と続いている「何事も前向きに努力する」という考え方や「人と人とが繫がり、互いを大切に思う気持ちを育む」という考えは、現在までしっかり受け継がれています。
二十歳の若者に、今の生徒の顔を重ね合わせ、成長を楽しみに思う一日になりました。
少し話は変わりますが、先日、3年生の道徳の授業を参観しました。
卒業式に歌う合唱曲「群青(ぐんじょう)」には、どのような思いが込められているのか、それを自分たちは、どのように受け止め、どんな気持ちで歌おうとするのかを考える授業でした。
合唱曲「群青」は、東日本大震災で被災した福島県の中学生と、当時の音楽の先生が、震災によって大切な人を失った悲しみと、原発事故によって離ればなれになった仲間への想いから作られた歌です。避難生活の中で生徒たちが語った言葉が歌詞になり、そこに曲をのせて、彼らの思いに寄り添った卒業式の歌が完成しました。大好きな故郷で、また出会えることを願い、精一杯、前に進もうとする強い心があらわれているように思います。本校の3年生が、どのような卒業式を迎えるか、私も一段と気合いが入った授業でした。
3学期は、これまで培ってきた多くの力を生徒同士の学び合いの中でさらに向上させ、自らの思いを持って、来年度の力強い一歩を踏み出すために、力を蓄える時期です。生徒のさらなる成長を願い、教職員一同、精一杯努力してまいります。引き続き、保護者の皆様のご理解とご協力、地域の皆様のお力添えをいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
校長 國府 美幸
本校は、Nie実践指定校・・・
本校には、毎日4社の朝刊と夕刊が届きます。同じ内容でも少し違ったふうに読み取れるのは面白いところです。学級だよりに記事(コラム)を取り上げたり、学活や教科、総合的な学習の時間や行事などで活用したり、インターネットとは違う学びがあります。ぜひチェックしてみてください。



