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学校だより 11月号
2025 笑顔祭(スマイルフェスティバル)~勝利を掴んじゃだめですか?
野山の木々が色づきはじめ、ようやく秋の深まりが感じられるようになりました。
保護者の皆様、地域の皆様方には、子どもたちの登下校の見守りをはじめ、本校の教育活動に、ご支援・ご協力をいただいておりますことに心より感謝申し上げます。
去る10月9日(木曜日)、学校運営協議会委員の皆様をはじめ保護者の皆様、地域の皆様方に多数ご参観いただき「2025体育祭」を開催しました。当日は仲間とともに汗して頑張る生徒たちに大きな拍手と声援で笑顔と勇気を与えていただき、ありがとうございました。
ブロック長を中心に、競技リーダーや体育委員をはじめとする各専門委員が計画的に準備を進めるとともに、異学年で構成された各色170名が同じ目標を持ち、集団として力を発揮することの難しさもありました。行事は良いことばかりではなく、取り組みの中で意見の衝突があったり、思うように結果が出ないことに苛立って心ない言葉をかけてしまったりと様々な問題も起こります。そんな時、「自分たちの目指す姿」と「そのためにやるべきこと」を何度も話し合い、練習して全員の心を合わせていきます。困難を乗り越えようと挑む本番の競技は、生徒たちの思いが高まり、結果以上に、本気でやり抜いたことへの達成感と、チームとして団結したことへの喜びにつながっていきます。PTAでご支援をいただいている詳徳中オリジナルのブロックTシャツに身を包み、3年生を中心に懸命に取り組んだ体育祭は、生徒たちにとっても教職員にとっても忘れられない取組になりました。これからも様々な体験を積み重ねながら、個々の思いを大切にするとともに信頼でつながる「集団としての力」を育んでいけるよう、前進と変容で新たな詳徳中学校を創っていきたいと思います。
2学期も後半に向けて、学習面、生活面ともに個々の力を蓄え、それぞれの目標に向かってステップ・アップする時期となりました。部活動の新人大会や地域行事への参加、各種検定試験など、生徒たちの挑戦は続きますが、「本気で頑張ることの大切さ」や「毎日の積み重ねが本番の覚悟や自信につながること」を実感し、さらに成長してほしいと思います。今後も生徒たちと全力で取り組み、共に感動できる教職員集団でありたいと思います。
校長 國府 美幸




