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学校だより 7月号

2025年7月1日更新 印刷ページ表示

努力や挑戦の中で はぐくまれる力

 7月の声を聞きますと、一層暑さを感じるように思います。早いもので、新学期を迎えて3ヶ月が過ぎ、いよいよ1学期のまとめの時期となってきました。この間、生徒たちは学習や部活動、委員会活動や校外学習など、様々な体験や学びを通して、心も体もたくましく成長しています。本年度の生徒会スローガン「おむすび~想いを結ぶ~」・・・「手を握りあってみんなが団結できる学校にする」、「一人一人の思いを大切にできる学校にする」・・・のとおり、対話を通して自らの思いを深めたり、仲間と切磋琢磨する中で力を高め合ったり、挑戦することで自信をつけたりと、それぞれの頑張りを見せてくれています。

 2学期には、全校が汗して本気で取り組む「文化祭」や「体育祭」を予定しており、先日は全校生徒が見守る中、中庭で、体育祭の縦割り集団の色を決める「色抽選」が行われました。気合い十分のブロック長の言葉に、歓声と拍手が巻き起こり、既に盛り上がりを見せています。

 全校生徒510人、一人ひとりの多様な思いを大切にしながら、学級・学年・ブロックがどのように目標に迫り、集団としての力を高めていくのか、日々の取り組みを通した生徒たちの成長と変容を大いに期待しています。

 さて、3年生は6月1日(日曜日)から2泊3日で沖縄への修学旅行に出かけました。飛行機から見た沖縄の海、着陸時に起こった歓声、宿泊先のホテルで仲間と過ごした楽しい時間、もとぶ元気村でのマリン体験・文化体験、大切な人たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら選んだお土産など、今でも思い出すたびに笑顔になるくらい貴重な体験をすることができました。とりわけ、最初に訪問した糸満市にある「沖縄県平和祈念資料館」では想像を絶する極限状態の中で愛する家族や暮らしが破壊され20万人余の尊い命が奪われた沖縄戦について学び、改めて世界の恒久平和に向けて自分たちがなすべきことを考えました。また、豊見城市にある「旧海軍司令部壕」では職員の方からお話を聞いた後、当時のまま保存されている壕に入り、悲惨な戦争を二度と起こさない平和な世界の実現を強く誓うとともに、ごく当たり前に過ごしている毎日に感謝する気持ちを持ちました。事前学習を含め、平和について多くのことを学び、考えた修学旅行の中で、生徒代表が平和の礎(いしじ)の前で次のような「平和の祈り」を朗読しました。『青く澄んだ海、緑の山々、鮮やかな南国の花々。こんな美しく穏やかな景色からは想像できないような悲惨な出来事が80年前、この沖縄で起こりました。・・・戦艦が海岸一面をおおい、艦砲射撃が雨のように降り注ぎました。逃げ惑う人々が戦闘に巻き込まれ、お年寄りや幼い子どもまでもが無差別に犠牲となりました。・・・信じられないことですが実際にあった事実です。私たちは、失われた命や傷ついた人々の思いを胸に、戦争の悲惨さを決して忘れず、過去の歴史から学び、二度と戦争が起こらないよう、私たち一人ひとりが平和を守るためにできることを考え、行動します。沖縄から日本、そして世界へと平和を願う心を広げ、平和な社会の実現に向けて努力することを決意します(一部抜粋)。』

6月23日 沖縄「慰霊の日」を、生徒たちはどのような気持ちで過ごしたのでしょうか・・・。

 学期末の定期テストを終え、各自がさらなる目標に向かって歩み出しています。また、各学年が、今後の行事を見通した取り組みを計画的に進めています。生徒たちが、それぞれの興味関心や得意分野で挑戦しようとする姿を、保護者の皆様、地域の皆様方とともに精一杯応援していきたいと思います。今後とも、皆様のご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。                

    校長  國府 美幸

あいさつ運動

 

 

 

 

 

 

学校だより7月号

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