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学校だより 5月号
新たな歴史を刻もう
風薫る5月。さわやかな風が心地よく吹き抜け、山々の新緑の美しさが目に鮮やかに映る好季節になりました。新年度がスタートして一ヶ月余り、保護者の皆様、地域の皆様方には登下校の見守りをはじめ、本校の教育活動に対しまして温かいご支援とご協力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。
去る4月21日(月曜日)から実施しました三者面談では、お忙しい中、保護者の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。限られた時間ではありましたが、生徒たちの学校での頑張りやご家庭での様子を交流させていただくことで、新たな気づきや今後大切にしたいことを共有させていただくことができました。学校では各学級で代議員や専門委員、班長や教科係などの役割を決定し、本格的な活動をスタートさせています。特に1年生は、教科ごとに異なる学習の進め方や定期テスト、部活動など、新たな環境に戸惑うことも多いかと思いますが、それらの不安を少しでも解消し、見通しを持って取り組むことができれば嬉しいです。多くの可能性と期待感を持って入学・進級した生徒たちが、失敗を恐れず自らの目標に向かってチャレンジできるよう、教職員も全力でサポートしていきます。今後とも、保護者の皆様のお力添えと連携をよろしくお願いいたします。
また、4月中旬から始まりました亀岡市春季大会および合同練習会(青空コンサート)などでは、保護者の皆様にご声援いただきながら、生徒たちは、それぞれの場所で大きく躍動しています。良いプレーの時はもちろん、苦しい時こそ互いに声を掛け合い最後までやり抜く力は、毎日の練習の中で培われてきたものです。結果は、必ずしも自分たちの思い通りにいかないところもあったかと思いますが、「あと1秒、あと1点、この瞬間・・・」、ここで学んだことや涙したことは生徒たちのやる気を高め、より大きく成長させてくれているはずです。4月30日(水曜日)には1年生が正式入部となり、全校での部活動が始まりました。「どんな部活動にしたいのか?」「その中で、自分は何を目標とし、どんな姿を目指すのか?」・・・様々な思いを持った仲間が協働し、目標に向かって歩みを進めてほしいと思います。すべての生徒たちが自らの目標に積極的にチャレンジし、様々な体験を通して変容し、心身ともに成長してくれることを期待しています。
私は毎朝、校門付近で児童・生徒の登校の様子を見ていますが、生徒たちの「おはようございます。」という元気な声を聞くと、とても嬉しく爽やかな気持ちになります。安全協力員さんや地域で見守りをしてくださっている方々に会釈をする生徒たちもおり、“気持ちのよい挨拶をする”という本校の良き伝統がしっかり継承されていると感じます。また、全校で取り組んでいる朝読書は、全員が落ち着いた雰囲気で一日のスタートを切ることができる、とても大切な時間です。家から持参した本や学級・学年文庫から借りた本など、本の世界に触れる(新たな発見ができる)機会になっています。本校自慢の図書室が開館したら、ぜひ訪ねてみてください。読みたくなるような魅力的な(絵)本が見つかるかもしれません。
さて、4月下旬より大型連休をむかえています。生徒たちが、今だからこそできることを見つけ、安全で意義ある休日を過ごしてくれることを心から願っています。今後とも本校教育の推進にご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。
校長 國府 美幸
新入生歓迎会
4月15日(火曜日)生徒会による新入生歓迎会が行われました。本部から、目標や今年大切に取り組んでいくことが示され各専門部・部活動の紹介が行われ、また2,3年生からの合唱で1年生を歓迎しました。部活動の紹介では、各部活が趣向を凝らし、活動内容や技術面を実際に見せてアピールを行い、1年生を勧誘しました。そして4月30日(水曜日)に1年生は部活動に正式入部し、生徒会活動、部活動と3学年がそろって動き出しました。
教室断熱工事 終了
昨年度、生徒の意見箱に寄せられた「夏の教室が暑すぎる。何とかならないか。」という意見に、生徒会本部が「何とかしたい。」と自分たちで調べ、学校や教育委員会に働きかけた結果、実現した教室の断熱工事が完了しました。内窓設置のための木枠の塗装や天井裏の断熱材設置を生徒会の本部役員自ら手がけ、新しい環境で今年度を迎えることができました。亀岡市教育委員会をはじめ、京都府地球温暖化防止活動推進センター、工事業者の皆様、「京都亀岡学校応援事業」(ふるさと納税)で寄附をしてくださった皆様のご協力に感謝いたします。