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ページID:0004484 2025年5月19日更新

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消化器内科

特色

京都府立医科大学消化器内科からの常勤医師2人に加えて、外来を非常勤医師1人、内視鏡検査を非常勤医師4人とで診療にあたっています。各領域の専門医が、胃内視鏡、大腸内視鏡、腹部超音波、X線、CT、MRIなどを活用し、消化器疾患の診断、治療をおこないます。

当科の治療方針

写真:内視鏡

消化器内科は、病気の種類が非常に多く、患者さまの数も多い領域であるといえます。上記のように、主として検査を中心に、その疾患内容を詳細に把握し、手術が必要な患者さまについては、外科と密接に連携し、診断、治療にあたっています。

また、胃がん、大腸がんなどを早期発見するには、症状のないうちに内視鏡検査を受けていただくことが必要です。上部消化管内視鏡(いわゆる胃カメラ)につきましては、苦痛の少ない経鼻内視鏡(鼻から挿入する胃カメラ)を導入しており、患者さまの体の負担軽減を目指した治療をこころがけております。

消化器症状でお悩みの方や、検診で精密検査が必要と言われたときなど、お気軽にご相談ください。

各疾患について

胃・大腸ポリープ切除術

胃や大腸の内視鏡検査の際にポリープを発見した場合、その場で切除します。早期のがんであったとしても、小さいものであれば、カメラ付属の器具で切除することができます。また、切除した部分を回収して組織検査することにより、良性か悪性かの判断をし、今後の治療に役立てます。

経皮内視鏡的胃瘻造設術

内視鏡を用いて胃と腹壁(おなか)を貫通させて、小さな穴をあけ、「口(くち)」造る手術のことです。このおなかの口を「胃瘻(いろう)」といいます。そこに取り付けられたカテーテル(管、チューブ)を通して、口から食事のとれない方などに、直接栄養を入れるために使われます。

ウイルス性肝炎に対する抗ウイルス療法(経口薬、インターフェロン療法など)

抗ウイルス療法とは、薬を使って、ウイルスが増えるのを抑えることを目的とした治療法です。経口薬(口から摂取する薬)を内服することによる治療、体の外から注射をうってインターフェロンを補うインターフェロン療法などの治療方法があります。いずれの方法によっても、患者さまの症状や肝臓の状態などを注意深く診察しながら、治療を進めています。

※インターフェロン・・・体内に病原体などの異物が侵入した時に、それに反応して細胞が分泌するたんぱく質のことです。ウイルスが増えることを阻止したりする働きをします。

診察日・外来担当医は、「担当医表」でご確認ください。