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亀岡市立病院 > 病院のご案内 > やさしい健康講座 > 第150回 コロナ下での乳がん検診
ページID:0017070 2021年7月12日更新

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第150回 コロナ下での乳がん検診

副院長  田中 宏樹

専門分野 乳腺内分泌外科、消化器一般外科、下部消化器外科

田中副院長写真

亀岡市では比較的新型コロナの感染者数が少なく、市民の皆さまが節度ある感染防御生活を送られている賜と感謝申し上げます。しかしながら、そのような当市におきましても受診控えにより多くの医療機関で患者さまが減っております。
小生は京都府医師会で府内の乳癌検診の精度管理をしている委員会の長をしており、検診と言えば症状がない人が受けるものですから症状がある人に比較しますと不要不急の医療という事で今年は府内全域でかつてないほど受診者が減っており対策に頭を悩ませております。
多分コロナとの戦いは数年におよぶ長期戦になると思われますので、そうなると検診の遅れで命を落とす人も出てくることが予想されます。当院でも6月には発熱患者さまの対応で手一杯となり、検診の開始が遅れましたが、その後検診患者さまと救急の患者さまの動線を分けるなどの対策を取り、検診を開始しました。
検査機器の接触部分を1回1回消毒する事は以前からしており、全国的にも検診での感染は確認されていません。京都府内どこでも受診できますので、三密を避けて受診していただければと存じます。