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細川ガラシャの子孫、細川珠生さんが京都・かめおか観光PR大使に就任
明智光秀公の娘、細川ガラシャの子孫である細川珠生さん(ジャーナリスト、千葉工業大学理事、星槎大学非常勤講師)は、「細川家では、光秀公は細川ガラシャの父として大きな存在であり、力が支配する戦国時代の中で、高い教養と文化を愛する心を持ち、正義感あふれる人物だったと言い伝えられています」と話されています。著書「私の先祖 明智光秀」(宝島社)には、光秀公の武人としての側面だけでなく、よき家庭人であったこと、連歌や茶道に通じた文化人であったことなどが、直系の末裔としての観点から書かれています。細川さんはこのほど、「京都・かめおか観光PR大使」として就任いただくことになり、令和元年5月2日、ガレリアかめおかで就任式を行いました。細川さんは「亀岡をはじめとする光秀公ゆかりの地に行くと、光秀公が昔と変わらず、脈々と皆さんに愛され続けているのを感じます。それを見れば、為政者としてのふるまいがどのようなものであったかをうかがい知ることができます。今回、京都・かめおか観光PR大使に就任するにあたり、光秀公が丹波亀山城主として城下町の礎を築き、領民が幸せな暮らしをすることを望みながら、この地を治めたことが現在にも通じていることを、亀岡の皆さんとともにあらためて考えることができればと思います」と話されています。