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明智越
明智光秀が本能寺の変の直前に、亀山城から愛宕山の愛宕神社に参詣した時に通ったとされる道。途中、「大見晴し」と呼ばれる展望が利く場所があり、光秀がたびたび往還した際、南桑平野を眺望していたといわれている。余部城の福井氏が光秀と戦った際、先に落ち延びた福井氏の子どもたちが、この場所から余部城の落城を見て、互いに自害したともいわれている。
また、明智越の頂上から水尾に向けて進む途中、「土用の冷泉」と呼ばれる窪みがある。夏の暑い土用にも水が涸れることがなかった泉があり、馬の水飲み場として使われたといわれている。
現在、ハイキングコースであるが、台風などの影響により、一部、道が荒れている所がある。
詳細情報
所在地
亀岡市保津町~京都市右京区
エリア
馬路町・旭町・千歳町・河原林町・保津町・京都市
関連人物
明智光秀
関連資料
「明智軍記」、「信長公記」
案内板
あり
問合せ先
亀岡市観光協会 電話番号:0771(22)0691