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令和6年度教育方針

2024年4月10日更新 印刷ページ表示

 

1 学校教育目標

「知を磨き、心豊かに、たくましく」 次代を生きぬく人間の育成をめざす

 “次代を生きぬく人間の育成をめざす”従来から受け継がれてきた学校目標のこの言葉にこの大井小学校区に生きてきた人々の思いが込められているのではないだろうか。常に前を向き、どのような世の中になろうとも自らの手で生きていこうとするそんな子どもたちを育てていきたいと現在まで受け継がれてきたのだろう。特に昨今は、数年たてば大きく変化し、その先の変化について予測困難な世の中となってきている。脈々と受け継がれてきたこの目標は、今まさに必要な目標であるといえる。世の中がどのように変化しようとも子どもたち一人一人を見つめ、それぞれにの力を確実なものとし、常に前を向き、人とのつながりを大切にしながら生きぬこうとする子どもたちを育てていくという意識を大切にしたい。

2 めざす学校像

「つながり むすび おおいに “あい” “たい”」

 それぞれの子ども達が自分にとっての最適解を導き出す資質や能力が求められている現代、大切なことは、「自ら判断し、決定し、行動できる」主体者としての学びである。そして、その一人一人の学びがつながり、むすぶ協働の中で、その学びはさらに確固としたものとなり、ひいては、創造・発展の源となり得る。一人では生きていけない人間だからこそ、個々の強みを紡ぎ、重ね、積み上げる中でより大きな力を生み出すことを経験し、人とつながることの大切さを知る人を育てねばならない。さらに、「つながり むすぶ」ことは、信頼関係の基盤となる。子どもや家庭をむすび、さらには、教育に熱い思いをもつ大井町を校区とする学校だからこそ、多くの方々とふれあいつながり、「大切にされている安心感」の中で学びを守り育む学校めざす。

 また、他者とつながるには、まずは自分自身を大切にできること、そして相手も同様に大切にしたり、相手を受容したりすることが大切になる。人との出会いの中で、他者とつながる術も学べる機会を設けるようにし、子どもたちには、目の前のことを熟すだけでなく、なりたい自分を想像してやりたいことに主体的に取り組んでいこうとする気持ちを育んでいきたい。これが、今年度“あい”“たい”とした理由である。

3 育てたい力(めざす児童像)

 

 「聞く力と伝える力・想像(創造)力」

 ・人とつながる力

 ・相手を思いやる心と感性、想像力(相手意識・人権感覚)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

 ・生きて働く基礎・基本の学力

 ・見通しを持って問題を解決する思考力と判断力、行動・挑戦する姿勢

 ・適切な情報活用能力

4 重点事項

 (1) 学力向上の取組(知を磨き)

 ア 校内研究の推進

  • 「ことばの力」と思考力・判断力・表現力の育成(全ての学習活動を通して)
  • 自主性の伸長と学習意欲を高める教育活動の在り方の探究
  • 「学び方」を学ぶ授業改善

 イ 日々の授業の充実・活性化 

  • 学習規律の定着
  • 個別最適化された学びのあり方の追求と基礎的・基本的な内容の定着
  • 言語活動の充実と協働的な学習の推進
  • 児童一人一人の教育的ニーズに応じた支援
  • 適切な情報活用能力の育成と、ICT機器の効果的な活用に努めた授業改善
  • 読書活動の推進
  • 地域の人材や自然・文化など地域素材の積極的な活用

  (2) 心を育てる取組(心豊かに)                                 

 ア 児童の「心の居場所」となる温かい学校・学級づくりの推進 

  • 積極的な生徒指導の推進による規範意識の醸成、自立(律)心の育成
  • コミュニケーション能力の育成(挨拶や言葉遣い)
  • 特別活動をとおした自己有用感、自己肯定感の育成。

 イ 人権教育・特別支援教育・道徳教育の充実・推進

  • 教育活動全体を通して人権教育・道徳教育を推進し、人権意識の高揚並びに道徳性の育成
  • 一人一人の児童が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しようとする態度の育成
  • 障害児(者)理解教育について、その深化・啓発
  • 多様性を理解し、認める感覚、感性の育成  

 ウ 環境教育・国際理解教育の充実・推進

  • 身近な環境問題やISOの取組などと連動させ、持続可能な社会の創り手として、環境問題に取り組む実践的態度を身に付けた児童の育成
  • 外国語活動および英語科などによる異文化理解やコミュニケーション能力の育成
  • 社会の変化に対応し、よりよい社会の構築に貢献できる力の育成

  (3) 体力・運動能力向上の取組(たくましく)

 ア 体力・運動能力向上への意欲を高める体育学習の工夫・改善

  • 体力テストの結果を分析し実態を把握するとともに、体力・運動能力の向上を図る指導の工夫・改善
  • 休み時間の外遊びを推奨し、たくましく健やかな身体の育成
  • 各種大会への積極的参加を奨励

 イ 健康に関する意識の向上を図る健康安全教育の充実

  • 基本的な生活習慣の確立に努めるとともに、望ましい食習慣の形成
  • 安全指導・管理・点検の徹底と登・下校指導の充実
  • 性に関する指導の充実
  • 自らの健康や安全を自ら守る自立した意識の醸成

 ウ 困難な状況にも、自分なりの工夫で粘り強く取り組む強い内面の育成

  • 学習面、生活や遊びの中にも、問題意識を持ち、向かい合える環境づくり
  • 児童自身の解決を待つ支援
  • 相談し合える仲間、拠り所となる集団などの環境づくりにより挑戦する意欲付け