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不審者対応など防犯研修を実施
夏休みに入りました。子ども達は、夏休みですが、先生達はこの時期を活かして、各種会議や事務作業、そして様々な課題に対応するための研修会を実施しています。日々変わる教育課題に対応するためには、先生方の知識やスキルを常にアップデートしていかねばなりません。夏休みは、そのために一定の時間を確保することができる貴重な機会です。
この日は、京都府防犯設備協会から防犯アドバイザー2名と亀岡警察署から1名の講師を迎え、防犯研修を行いました。
まずは、専門家からの視点で本校の学校設備などの防犯上の課題について、実際に職員と一緒に校内を歩きながら、様々な視点からご指摘をいただきました。
つづいては、教室を会場に、「不審者が教室に入ってきた」ことを想定した非常時対応訓練を行いました。不審者に扮した警察官の方を相手に、各先生方が児童役の先生方を避難させながら、他教室の教員との連携の上、不審者を排除し、警察など関連機関へつなぐシミュレーション的訓練(研修)を行いました。一定のシナリオの想定のもとの訓練でしたが、緊迫感ある対応を経験する貴重な機会となりました。
最後は、フリースペースにて防犯アドバイザーの方からの防犯に対する理論的な考え方や大阪教育大学池田小学校でかつて発生した事件をもとに教訓や知見を学びました。
原則としては、不審者などが学校に入ろうという意志を低減させるための準備や環境作り、不審者を早期に発見し校内に入れないことを一番に、万が一に際には、距離をとり、安全最優先の対応を心がけることなど大切なポイントを学びました。
2学期以降、万が一を常に想定して子ども達が安心・安全に学びに迎える学校を創り上げていけるよう意見を交流しました。