本文
第63回企画展図録「山陰道鎮撫隊ー丹波の郷士と幕末維新ー」
本書の内容
戊辰戦争を目前にした慶応4年(1868)、西園寺公望が総督に命じられた山陰道鎮撫使の一行は、1月5日に丹波に入国し、最初の陣所を馬路村に構えます。新政府鎮圧軍として周辺の諸藩を従わせながら進軍して行くためでした。
丹波国の桑田・船井郡一帯には、江戸時代から弓術を通じてつながりを保ち続けた弓射連中がいました。それらの人たちは、馬路村に駐留した西園寺公望の呼びかけに応じ、「弓箭組」と称して山陰道鎮撫使に随従することになります。
平成30年(2018)は、明治元年(1868)から数えて150年目の年に当たります。現在も平安神宮の時代祭行列に弓箭組が参列しており、幕末維新期に活躍した事実を伝えています。激動する時代に直面し、彼らはどのような経過をもって「弓箭組」を組織し、何を考え行動したのでしょうか。山陰道鎮撫使以前の幕末の動きとともに同鎮撫使のその後も追いかけます。
体裁
- 本書は、亀岡市文化資料館で、平成30年2月3日から3月11日まで開催した企画展の図録です。
- 体裁:A4版、本文44ページ
- 価格:700円(送料215円(ゆうメール))
お申込み方法
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