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新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について

ページID:0024034 2022年12月12日更新 印刷ページ表示

新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について

頻度としてはごく稀ですが、新型コロナワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。mRNAワクチン(ファイザー社及びモデルナ社のワクチン)接種後については、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。

軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいと考えられています。

最新の情報や事例報告については、厚生労働省新型コロナワクチンQ&A<外部リンク>を確認してください。

新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について (第2版)[PDFファイル/614KB] 

10代・20代の男性は、ファイザー社のワクチン接種を選択できます

10代・20代の男性で、モデルナ社のワクチンを予約中の人も、モデルナ社のワクチンを1回目にすでに接種した人も、ファイザー社のワクチンを希望する場合は、予約を取り直していただければ、ファイザー社のワクチンの接種を受けられます(交互接種)。

※2回目接種の人は、1回目の接種日(モデルナ社)から27日以上の間隔を空ける必要があります。

ファイザー社のワクチン予約については、亀岡市新型コロナワクチン接種コールセンター(0120-188-260)まで問い合わせてください。

対象者

  1. 1回目の接種を希望しているが未接種の人で10代・20代の市内在住の男性
  2. 1回目のワクチン接種の際にモデルナ社製ワクチンを接種した10代・20代の市内在住の男性

※なお、交互接種が認められるのは若年男性であり、10代および20代の女性やその他の年代の人は同一のワクチンを接種することが原則となります。

予約方法

亀岡市新型コロナワクチン接種コールセンターへ問い合わせてください。接種可能な市内医療機関をご案内します。

電話番号:0120-188-260

受付時間:午前8時30分~午後5時15分(平日のみ)

※1回目にモデルナ社製ワクチンを接種された人については、1回目のワクチン接種から27日以上、接種間隔を空ける必要があります。お問い合わせの際、1回目接種日を確認いたしますので、お手元に1回目の接種証明の記載がある接種券や接種記録書をご用意してご連絡ください。

 

専門家の見解について

ワクチン接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が国内外で報告されていることについて、新型コロナウイルス感染症の発生状況も踏まえ、心筋炎・心膜炎の専門家は以下のような見解を示しています。

  • コロナ禍においては、心不全・不整脈・冠動脈疾患などの心血管病の診断と管理が重要であり、若年者であっても胸部の症状(胸の痛みや違和感、息切れなど)があれば、精査や治療の継続が必要です。
  • ワクチン接種後に心筋炎や心不全が疑われた報告の頻度やその重症度、突然死の報告頻度よりも、新型コロナウイルスに感染した場合のそれらの発症頻度は高く、重症です。
  • 医学的見地から、心血管合併症の発症、重症化の予防及び死亡率の減少を図るためにも、ワクチン接種は有効であると考えます。
  • コロナ禍においても、ワクチン接種歴の有無に関わらず、突然死のリスクである心血管病を早期発見するために、胸部の症状の出現など心血管疾患が疑われる時には、速やかに近くのかかりつけ医などに相談し、必要に応じて精査や治療をすることが重要です。

本邦におけるこれまでの報告状況を踏まえると、心筋炎や心膜炎の典型的な症状としては、ワクチン接種後4日程度の間に、胸の痛みや息切れが出ることが想定されます。特に若年の男性は、こうした症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診することをお勧めします。

mRNAワクチン(ファイザー社及びモデルナ社のワクチン)について

日本で接種が進められているmRNAワクチンについて、接種後に副反応を疑う事例として報告された心筋炎や心膜炎の状況を解析した結果、接種を受けた人の属性がワクチンの種類ごとに異なることに留意が必要であるものの、ファイザー社及びモデルナ社のワクチンいずれも、10代及び20代の男性の報告頻度が他の層と比べて高いという傾向が確認されています。また、10代及び20代の男性では、ファイザー社よりもモデルナ社のワクチンを接種した場合における報告頻度の方が高いことも確認されています。

このような解析結果を踏まえ、令和3年10月15日に開催された第70回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、

  • いずれのワクチンも、新型コロナウイルス感染症により心筋炎や心膜炎を合併する確率は、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を発症する確率と比較して高い(*)こと等も踏まえ、現時点においては、接種によるベネフィットがリスクを上回っており、全年代において、ワクチン接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない
  • ただし、10代及び20代の男性については、ファイザー社のワクチンに比べて、モデルナ社のワクチン接種後の心筋炎や心膜炎が疑われる報告頻度が明らかに高いことから、十分な情報提供の上、ファイザー社のワクチンの接種も選択できることとする
  • なお、本人が希望する場合は、引き続き、モデルナ社のワクチン接種も可能である

とされました。

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