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頻度としてはごく稀ですが、新型コロナワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。mRNAワクチン(ファイザー社及びモデルナ社のワクチン)接種後については、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。
軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいと考えられています。
最新の情報や事例報告については、厚生労働省新型コロナワクチンQ&A<外部リンク>を確認してください。
新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について (第2版)[PDFファイル/614KB]
10代・20代の男性で、モデルナ社のワクチンを予約中の人も、モデルナ社のワクチンを1回目にすでに接種した人も、ファイザー社のワクチンを希望する場合は、予約を取り直していただければ、ファイザー社のワクチンの接種を受けられます(交互接種)。
※2回目接種の人は、1回目の接種日(モデルナ社)から27日以上の間隔を空ける必要があります。
ファイザー社のワクチン予約については、亀岡市新型コロナワクチン接種コールセンター(0120-188-260)まで問い合わせてください。
※なお、交互接種が認められるのは若年男性であり、10代および20代の女性やその他の年代の人は同一のワクチンを接種することが原則となります。
亀岡市新型コロナワクチン接種コールセンターへ問い合わせてください。接種可能な市内医療機関をご案内します。
電話番号:0120-188-260
受付時間:午前8時30分~午後5時15分(平日のみ)
※1回目にモデルナ社製ワクチンを接種された人については、1回目のワクチン接種から27日以上、接種間隔を空ける必要があります。お問い合わせの際、1回目接種日を確認いたしますので、お手元に1回目の接種証明の記載がある接種券や接種記録書をご用意してご連絡ください。
ワクチン接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が国内外で報告されていることについて、新型コロナウイルス感染症の発生状況も踏まえ、心筋炎・心膜炎の専門家は以下のような見解を示しています。
本邦におけるこれまでの報告状況を踏まえると、心筋炎や心膜炎の典型的な症状としては、ワクチン接種後4日程度の間に、胸の痛みや息切れが出ることが想定されます。特に若年の男性は、こうした症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診することをお勧めします。
日本で接種が進められているmRNAワクチンについて、接種後に副反応を疑う事例として報告された心筋炎や心膜炎の状況を解析した結果、接種を受けた人の属性がワクチンの種類ごとに異なることに留意が必要であるものの、ファイザー社及びモデルナ社のワクチンいずれも、10代及び20代の男性の報告頻度が他の層と比べて高いという傾向が確認されています。また、10代及び20代の男性では、ファイザー社よりもモデルナ社のワクチンを接種した場合における報告頻度の方が高いことも確認されています。
このような解析結果を踏まえ、令和3年10月15日に開催された第70回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、
とされました。