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更新日:2017年1月30日

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かめおかの環境のシンボル アユモドキを守ろう!

亀岡市は、地元の皆さんや研究者、保全団体の人々とともに、自然環境のシンボルであるアユモドキの保全活動に取り組んでいます。アユモドキの保護、保全活動に、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

※密漁防止などのため詳しい生息情報は秘匿していますのでご理解をお願いします。

 

アユモドキとは?

どんなサカナ?

アユモドキは、名前のとおり泳いでる姿がアユに似ているところからこの名前が付けられた、コイ目アユモドキ科の淡水魚です。

口ひげが3対あり、2対は上あご先端に、1対は口の後端にあります。

その他の特徴としては、頭と胴部が側偏し、尾びれの後縁に深い切込みがあり、背から体側部は黄褐色で腹部が乳白色。幼期には体側に明瞭な暗褐色の太い横帯(シマ模様)がみられます。

体長は、大きくなると15cm程度になります。野生に生息しているアユモドキの寿命は、概ね3年~4年と考えられています。

アユモドキ2

 アユモドキ撮影者:平井智法氏

 

アユモドキ車イラスト

※京都・亀岡ふるさと力向上寄付金(ふるさと納税制度)のお願い

3.アユモドキが棲めるきれいな環境を守る事業

皆様からの「ふるさと亀岡」へのご寄附を心よりお待ちしています。

 

絶滅が心配されています。

  • 京都府レッドデータブック 絶滅寸前種 平成14年(2002)
  • 環境省レッドデータブック 絶滅危惧IA類 平成15年(2003)
  • 国際自然保護連合(IUCN)レッドリスト 絶滅危惧種(CR) 平成27年(2015) 

 

法律・条例などで守られています。

 

  • 文化財保護法に基づく 天然記念物 昭和52年(1977)
  • 種の保存法に基づく 国内希少野生動植物種 平成16年(2004)
  • 京都府絶滅のおそれのある野生生物保存条例に基づく 指定希少野生動植物種 平成20年(2008)

※許可なく捕獲・殺傷するとパトカー

  • 文化財保護法 5年以下の懲役若しくは禁固、または30万円以下の罰金
  • 種の保存法 5年以下の懲役、または500万円以下の罰金

 

どんなところにいるの?

亀岡市では、保津川(桂川)とその支流河川に生息しています。亀岡市の田んぼ(水田)では生息していませんが、農繁期に稚魚の一部が農業用水路に遡上することがあります。

アユモドキ写真

アユモドキ写真撮影者:平田智法氏

どうしていなくなったの?

昔、アユモドキは琵琶湖淀川水系の河川のあちこちで見ることができましたが、現在は、岡山県と亀岡市でしか見られなくなってしまいました。

  • 治水対策の進捗などにより、産卵場所に適した一時的水域(氾濫原環境)の減少
  • 外来魚(オオクチバスやブルーギルなど)の侵入による食害
  • 農業の手法の変化や圃場整備、河川整備などによる生息環境の変化

などが原因とされています。

亀岡市で生き残った理由

専門家により、平成15年度からはじめられたアユモドキの調査の結果、アユモドキは洪水などにより生じる一時的水域でしか産卵をしないことがわかってきました。亀岡市はかつては水害の常襲地でもあり、河川の氾濫により自然に一時的水域が生まれる環境でしたが、治水対策が進んだことで、そうした場所がだんだん少なくなってきました。

  • 現在の生息地では、農業用のラバーダムが立ち上がることで、人為的に氾濫原環境が作り出され、奇跡的にアユモドキの産卵・繁殖環境が守られてきました。

亀岡市でアユモドキが増えない理由

  • ラバーダムの立ち上げで産卵しても大雨が降ると、卵や仔稚魚が流されてしまいます。

増水

 

大雨の影響で増水した様子(平成26年8月)

 
  • 上流のため池などからオオクチバスなどが侵入し、アユモドキが食べられてしまいます。

バス駆除2

やな漁3

アユモドキを食害するオオクチバスを駆除

やな漁による外来魚駆除活動

 

アユモドキの共生ゾーン(保護区)を整備

亀岡市のアユモドキは、法律や条例による保護、そして地元や保全団体のみなさんの努力でなんとか絶滅をまぬがれて存続しています。

しかし、アユモドキが安定的に生息できる環境を保全するため、外来魚や大雨による影響を受けにくい共生ゾーン(保護区)を創ることが必要です。

亀岡市都市計画公園(「京都・亀岡保津川公園」)の整備にあわせて、専門家の助言を得て共生ゾーン(保護区)を創る事業をすすめています。

 

亀岡市におけるアユモドキの保全対策について

保全対策の経過

  • ◆NPO法人「亀岡人と自然のネットワーク」(平成15年度~)アユモアニメアユモドキの保全活動が行われるようになりました。
  • ◆淀川水系アユモドキ連絡協議会(平成17年度~)環境省が中心となり関係機関による協議会が設立されました。
  • ◆密漁防止パトロール(平成17年度~)地元自治会が中心となり、アユモドキの密漁防止パトロールが行われるようになりました。
  • ◆保津地域アユモドキ連絡協議会(平成18~20年度)地元自治会、各種団体(農業、漁業、保全)、行政機関などによる協議会が設立され、安定した保全活動が行われるようになりました。
  • ◆アユモドキの産卵場付近を禁漁区に指定(平成19年度~)保津川漁業協同組合により、アユモドキの産卵場付近が全魚種の禁漁区に指定されました。
  • ◆亀岡市アユモドキ生息環境保全回復研究会(平成20年度)専門家により「亀岡市のアユモドキを保全するための提言書」が取りまとめられました。
  • ◆亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会(平成21年度~)地元自治会、各種団体(農業、漁業、企業)、有識者、NPO、行政機関による保全協議会が結成され、継続的に保全活動の取り組みを行っています。(平成21~23年度環境省生物多様性保全推進支援事業)
  • ◆亀岡市アユモドキ緊急調査検討委員会(平成24年度~)専門家による委員会を設置し、文化庁の天然記念物緊急調査事業の採択を受けて、保全調査事業を継続しています。

(アユモドキキャラクター:NPO法人亀岡人と自然のネットワーク)

亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会

保全活動の中心を担う「亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会」では、総会・報告会などを開催し、アユモドキの保護増殖に係る事業計画などを協議しながら、団体間の連絡・調整などを行い、それぞれが主体的に保全活動、保全事業などを展開しています。

  • 地元自治会/土地改良区/農業・漁業・企業団体/環境保全団体/関係機関/行政機関 で構成

総会

報告会

保全協議会総会(5月)

保全協議会報告会(3月)

  • 農家や土地改良区の協力で、アユモドキの産卵適期に配慮してラバーダム(農業用堰)の立ち上げ日程が決められています。
  • また、大雨でラバーダム(農業用堰)を下げる時も、アユモドキに配慮した操作をしていただいています。

外来魚駆除活動

  • 『STOPブラックバス守ろうアユモドキ!』をキャッチフレーズにアユモドキの生息河川やその上流にあるため池などで外来魚などの駆除活動を行っています。

外来魚

外来魚駆除釣り

駆除された外来魚

外来魚駆除釣り大会

外来生物法

オオクチバスなどの特定外来生物を池などに放つことは、固く禁じられています。特定外来生物は、たとえば野外に放たれて定着してしまった場合、人間の生命・身体、農林水産業、生態系に対してとても大きな影響を与えることが考えられます。場合によっては取り返しのつかないような事態を引き起こすこともあると考えられますので、違反内容によっては非常に重い罰則が課せられます。

  • 「個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金/法人の場合1億円以下の罰金」または
  • 「個人の場合懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金/法人の場合5千万円以下の罰金」に該当するものがあります。

※平成20年には、オオクチバスなどの外来魚にアユモドキの稚魚が食べられ、当歳魚が確認されなかったことがあります。

 

救出活動

  •  農業用堰(ラバーダム)の起伏や農業用水の配水停止により、河川や周辺水路の一部で水が涸れるため、そうした場所に取り残されたアユモドキをはじめとする在来魚類などの救出活動を行っています。

立ち上げ

ラバーダム立ち上げ時の救出活動(6月)

  • ラバーダムの立上げ時には、一時的にその直下部で水が涸れ、取り残されてダム上流に遡上できなくなったアユモドキや在来魚類などの救出活動を行っています。

中干し

中干時の救出活動(7月)

  • 農業用水路の水を止めて田んぼを乾かす中干期には、水が涸れた水路に取り残されたアユモドキや在来魚類などの救出活動を行っています。

落水

落水時の救出活動(9月)

  • 田んぼに水が必要なくなると農業用水路に水を流さなく(落水)なります。水が涸れた水路に取り残されたアユモドキや在来魚類などの救出活動を行っています。

 

 

その他

環境の保全

  • 各種調査
  • 河川工事などに関する協議
  • 生息域における清掃活動、草刈
  • 密漁防止パトロール

パトロール

普及・啓発

  • アユモドキ見守り隊の活動
  • 環境フェスタなどでのパネル・生体展示
  • リーフレットの配布
  • 啓発看板の設置
  • 禁漁区の設定
  • 亀岡市役所、亀岡市文化資料館、保津小学校、城西小学校での飼育展示

見守り隊

 

アユモドキ生息環境再生整備実験について

実証実験の目的

アユモドキ個体群の生息環境は極めて脆弱な状況にあり、個体群の存続を可能にするためには、現状の生息環境の改善が課題になっています。亀岡市都市計画公園(「京都・亀岡保津川公園」)に共生ゾーンを計画するにあたり、個体群の地域特性を把握した上で、生息環境の改善に有効な方策を検討するために実証実験を行っています。

  1. 自然繁殖実験場の造成
  2. 放流魚による繁殖実験場の造成
  3. 稚魚の成育場の造成

※専門家の助言と許可手続き

  • 実験は、亀岡市都市計画公園および京都スタジアム(仮称)に係る環境保全専門家会議などの専門家の助言を得るとともに、地権者、地元関係者および地元関係機関の協力を得て行っています。また、文化財保護法などに定められた関係法令の手続きを踏んで行っています。
     

 実証実験の経過について

平成26年度

  • 6月の農業用堰(ラバーダム)の起立後、遡上が遅れた親魚をラバーダム下流で捕獲し、放流魚による繁殖実験場に放流をしたところ、翌日の明け方に産卵行動が観察されました。自然繁殖実験場でも、アユモドキの進入が観察されました。
  • 6月下旬の生息調査では、自然繁殖実験場および放流魚による繁殖実験場「仔魚」の生息が確認されました。
  • 7月上旬の生息調査では、全ての実験場「稚魚」の生息が確認されました。
  • 7月中旬に行われる水田の中干を前にした救出を兼ねた稚魚調査では、放流魚による繁殖実験場約120尾、自然繁殖実験場約30尾「稚魚」を採集しました。

 平成27年度

  • 6月の農業用堰(ラバーダム)の起立後、遡上が遅れた親魚をラバーダム下流で捕獲し、放流魚による繁殖実験場に放流をしたところ、放流直後には産卵は確認されませんでしたが、大雨の影響があった6月17日以降に産卵があったと推察される「稚魚」が確認されました。また、自然繁殖実験場でも、アユモドキの進入が観察されました。
  • 6月下旬の生息調査では、自然繁殖実験場および放流魚による繁殖実験場「仔魚」の生息が確認されました。
  • 7月上旬の生息調査では、自然繁殖実験場の一部「稚魚」の生息が確認されました。
  • 最終的に放流魚による繁殖実験場約200尾「稚魚」を採集しました。

 平成28年度

  • 放流魚による繁殖実験場を自然繁殖実験場に変更するとともに、水位条件の異なる自然繁殖実験場を新設しました。
  • 6月の農業用堰(ラバーダム)の起立後、一部の実験場でアユモドキの進入が観察されました。
  • 6月下旬の生息調査では、新たに設置した実験場以外の全ての実験場で「仔魚」が確認され、平成26年度、平成27年度に比べて個体数は大きく増加しました。
  • 7月中旬の生息調査では、新たに設置した実験場以外の全ての実験場で「稚魚」が確認されました。
  • 9月中旬の落水時には合計で21尾が確認されました。
※こうした実験により、アユモドキの保全の検討に関する重要な結果が得られつつあります。今後も実験、調査、観測を継続し、今後のアユモドキの保全に役立てることとしています。

 

環境省生息域外保全事業について

天然記念物アユモドキの保護に向け、環境省による生息域外保全事業が平成26年6月から始められました。

亀岡市で捕獲した親魚を使って人工繁殖させたアユモドキが、兵庫県姫路市立水族館をはじめ、三重県の志摩マリンランド・岐阜県の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふなどで飼育展示されています。亀岡市でも文化資料館や保津小学校・城西小学校で飼育展示しています。

 

姫路アユモ1

姫路アユモ2

姫路アユモ水槽部屋

姫路水槽部屋2

姫路市立水族館水槽展示(稚魚)

生息域外保全繁殖用水槽

 

生息域外保全とは?

  • 絶滅危惧種をまもるため、安全な施設に生きものを保護して、それらを増やすことにより絶滅を回避する方法をいいます。
  • 将来的には野外での生息数の増加や生息環境の復元の可能性がある場所での野生復帰を目指すもので、環境省の主導で行っています。 
  • ハリヨ・ナゴヤダルマガエル・オキナグサ・キバナスゲユリなどで成果を挙げています。

 

亀岡市役所での飼育展示について

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市役所1階アユモドキ飼育展示(閉庁日を除く)

飼育の目的

  • アユモドキ生息環境再生整備実験による実証実験地で繁殖したアユモドキを市役所で飼育展示し、多くのみなさんに間近で見てもらうことで、市民協働によるアユモドキの普及啓発と環境保全意識の向上を図ることを目的としています。

飼育個体の許可

  • 飼育展示については、文化財保護法に定められる関係法令の手続きに即して実施しています。

飼育個体について

  • 実証実験地(放流魚による産卵実験場)に、親魚を放流し産卵条件などの実験を行いました。実験の結果、実証実験地で約190尾のアユモドキ稚魚を確認しました。これらの稚魚の一部を水路に放流し、水路利用状況の調査を行い、残りの稚魚を水槽で飼育してきました。
  • 現地での調査などが終了したため、平成27年11月24日から市役所で飼育し、その一部を展示しています。

飼育管理方法

  • 飼育管理については、琵琶湖博物館の管理方法などを参考に行っています。

 

アユモドキ推定個体数の推移

  • Pertersen法(Chapmanの修正式)による亀岡市におけるアユモドキの推定個体数の推移

推定個体数推移表(PDF:92KB)

※京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科岩田明久教授(NPO法人亀岡人と自然のネットワーク)調べ

 

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お問い合わせ

環境市民部環境政策課環境政策係

京都府亀岡市安町野々神8番地

電話番号:0771-25-5023

FAX:0771-22-3809

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