当科では、消化管の疾患に対しては、消化器外科の専門医が患者様の状態と疾患の病態を十分に把握した上で、適切な外科手術を提案し実施しています。特に、胆石症による急性胆嚢炎では、急性期(発症から 3 日以内)に腹腔鏡下胆嚢摘出術を行うようにし、入院治療期間の短縮を図っています。また、近年胃や大腸の早期の悪性疾患に対して「体にやさしい手術」として全国的に広まりつつある腹腔鏡を用いた手術を、手術適応を十分考慮した上で実施しており、受けられた患者様からも術後の疼痛軽減や早期離床、入院期間の短縮などで好評を頂いております。なお、当院は、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の認定施設であり市民健診はもとより、どなたでも精度の高い乳癌検診を受けていただけます。また、乳癌治療に対しては乳房温存(再建)手術を積極的に行っています。 |