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やさしい健康講座


第94回 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛

亀岡市立病院

麻酔科部長・地域連携室長 橋本朋子

専門分野:手術麻酔、ペインクリニック、緩和医療

 帯状疱疹は何らかの原因で免疫力が低下したときに発症します。帯状に拡がる水疱ができている時期はもちろん、それが治ってからも、皮疹の神経領域に沿ったしつこい神経痛を残すのが特徴の大変やっかいな疾患です。
 できるだけ早く抗ウィルス薬を服用することが大切ですが、それでも多くの場合、2ヶ月くらいは痛みます。さらに、その後も半年以上何年も痛みが続く患者様もおられます。ペインクリニックでは、急性期から神経ブロックという注射を施行して、痛みを和らげ、神経痛をできるだけ早く治すお手伝いをしています。ブロックができない場合でも、患部の血流を改善する効果のある近赤外線照射や、さらに最近では神経痛に効果のある内服薬が使えるようになり、たくさんの患者様に喜んでいただいています。  
 痛い時期には気分もうつ的になり、そのことがさらに痛みを増悪します。帯状疱疹で痛みが強い場合には、お一人で悶々とされず、どうぞペインクリニックにご相談下さい。


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