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やさしい健康講座


第92回 肩や肘のスポーツ障害(その1)〜投球障害について〜
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亀岡市立病院

整形外科部長 坂部智哉

専門分野:関節外科、骨軟部腫瘍

 健康的な生活を送るためにスポーツ活動への関心は年々高まってきており、亀岡市においても老若男女を問わず、スポーツ活動は年々盛んになってきています。当院では2013年から、野球少年に生じる投球障害(野球肩・野球肘)に対する啓蒙活動の一貫として、少年野球指導者講習会を開催し、予防と早期発見・治療が重要であることを訴えています。 
 投球障害は軽症であれば、投球禁止などの安静で十分に治り、早期のスポーツ復帰が可能ですが、復帰後の再発を予防していくことの方が重要です。つまり、肩や肘だけでなく、体幹や股関節周囲の柔軟性を獲得するためのコンディショニングと呼ばれるリハビリテーションとともに、正しい投球フォームへの矯正が必要となってきます。当院では学校が終わってからでも受診できるように、月曜日と水曜日の夕方にスポーツ外来を開設し、コンディショニング指導やフォームチェックを行っています。もちろん、野球以外のスポーツでも結構ですので、痛みを我慢しながらプレーしている場合は、重症化する前に一度整形外科を受診していただいてはいかがでしょうか?


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