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やさしい健康講座


第91回 胆嚢ポリープについて
執筆者写真

亀岡市立病院

病院長兼内科部長
兼地域連携室長

上田 和茂

専門分野:肝臓病学、消化器病学、腹部IVR

 検診や人間ドックでよく行われる腹部超音波検査で胆嚢にポリープがみつかることがときどきあります。
 その90%以上はコレステロールポリープといわれるもので、特に治療の必要はありませんが、大きさが10mm以上のポリープの場合、腺腫(良性の腫瘍)や腺がんなどとの区別が必要になってきます。
 今までの統計では10mm以下のポリープは良性のことが多く、10~20mmのものは約1/4が悪性、20mm以上のものはほとんどが悪性のポリープとされていますので、一般的には10mm以上のポリープは胆嚢摘出(胆嚢ごとポリープを摘出する手術)を考えるべきとされています。
 したがって胆嚢にポリープがみつかった場合は、その大きさに応じて、腹部超音波検査で定期的な経過観察をするのか、あるいは手術を行うのか、などの検討をする必要がありますので、主治医とよく相談をしてください。


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