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やさしい健康講座


第85回 乳がんの話
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亀岡市立病院

診療部長兼外科主任部長  田中 宏樹

専門分野:乳腺外科、消化器外科

 女性のがんの中で一番多いのが乳がんです。日本女性の14人に1人が一生の間に乳がんを経験することになります。しかし乳がんで亡くなる人は罹った人の22%ほどでがんの中では比較的予後の良いがんなのです。しかし乳がんの特徴は比較的若年に多いことで40歳代後半に罹患率のピークがあり、そのため40歳から65歳までの女性がん死亡率の1位は乳がんです。(それ以後は大腸がんが1位)若い患者さんがお子さんを残して亡くなられるのを見るのは大変つらいことです。がんになっても治るためにはやはり早期発見しか手立てはありません。検診ですべてのがんが発見できるわけではありませんが、乳がんのマンモグラフィー検診や大腸がんの便潜血反応検査は比較的簡単な検査で効果も実証されており、女性には是非お勧めしたい検診です。欧米では乳がん検診受診率は70%を超えていますが、日本では約25%ほどです。亀岡市は受けられる施設を増やし改善傾向にありますが、まだ約22%です。
 今年も亀岡市乳がん検診が6月から始まります。申し込み方法がわからない方は当院や保健センターにお電話でお問い合わせください。

 


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