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やさしい健康講座


第75回 転倒予防と「カメオカ作戦」
執筆者写真

亀岡市立病院

運動器疾患センター長 辻 吉郎

専門分野:外傷、骨粗鬆症

 亀岡市立病院に入院された患者さん、亀岡市役所、保健センター、地域包括支援センターの皆さん、および病院職員の協力を得て、大腿骨近位部骨折の発生を予防するために、亀岡市高齢者外傷予防調査を平成23年4月から行っています。
 この調査の結果、亀岡市では、大腿骨近位部骨折患者さんは、ほぼ3対1で女性に多く、75歳以上の高齢者が89.5%を占め、その原因の76.3%は転倒であることが、明らかになりました。そこで、市民の皆さんの骨折予防(転倒予防)を目的に、「カメオカ作戦」という標語を新たにつくり、講演会などで披露しております。

 カ:かたずけて、(何気なく床に置いた新聞、雑誌、小物がつまずく原因)
 メ:めまいに注意、(立ち上がったり、体の向きを変えてもふらつき)
 オ:おてあらい、(トイレに行く途中、用をたしたその後も)
 カ:かいだん、だんさで、(足先があがっているつもりでも引っかかるので)
 作戦:転倒予防作戦(少しの注意を積み重ねて、骨折予防しましょう)

という、内容です。一人でも、怪我をされる方が減ればと、強く願っております。

 


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