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やさしい健康講座


第67回 乳癌(にゅうがん)の話
執筆者写真

亀岡市立病院

診療部長兼外科主任部長  田中 宏樹

専門分野: 乳腺内分泌外科、消化器一般外科、下部消化管外科

 また今年も亀岡市乳癌検診が6月から始まりました。日本では年間に約4万5千人が新たに乳癌になります。また約1万2千人が乳癌が原因で死亡されます。逆にいえば乳癌になっても4人に3人は完全に治るということになります。これは癌の中では良い方で、女性の癌種別罹患率では乳癌が第1位ですが、死亡率では大腸癌、肺癌、胃癌、膵癌に次いで第5位になります。つまり乳癌はなりやすい癌だが治しやすい癌ということでそれだけに検診による早期発見の有効性が望める癌と思われます。
 実際、検診受診率が80%近い欧米では罹患率は高止まりですが、死亡率は減少に転じております。翻って日本では受診率はいろいろな統計の取り方で若干違いますが平均18%ほどです。京都府は19%ほどでほぼ全国平均と同等です。亀岡市は最近増えてきましたが昨年11%と低調です。対象となる方は是非受けてください。申し込み方法は医療機関ごとに違いますので、わからない方は当院や保健センターにお電話でお問い合わせください。

 


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