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やさしい健康講座


第66回 神経痛に効く新しい薬剤について
執筆者写真

亀岡市立病院

麻酔科部長  橋本 朋子

専門分野 : 手術麻酔、ペインクリニック、緩和医療

 ペインクリニックには、帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)、頚椎症(けいついしょう)による手のしびれ、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)による跛行(はこう)や坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)、糖尿病による神経痛など、神経が障害されて生じる痛みやしびれを持った患者さんがたくさん受診されます。
 このような症状に対して、ペインクリニックでは、障害された神経領域や症状に合った神経ブロックという注射を中心に治療を行っています。薬剤での緩和はなかなか困難で、ブロック注射をしても症状のコントロールに難渋する患者さんも多いのが現状です。
 近年このような神経障害性の痛みの仕組みが解明されつつあり、効果のある新しい薬剤もいくつか処方できるようになりました。神経痛は長く続き、完全には治らないものも多いので、薬剤も長期服用となり、適量の調整や副作用への対策が必要です。新しい薬剤を使えば全てが解決するというわけではありませんが、以前は我慢していた痛みが楽になるケースもあり、喜ばれる事も多くなりました。
 このような症状に悩みながらも神経痛だから、とあきらめていた人は、どうぞペインクリニックにご相談下さい。

 


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