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やさしい健康講座


第61回 11月14日は世界糖尿病デー
執筆者写真

亀岡市立病院

診療技術部栄養科

主任栄養士  森 美香

 世界の糖尿病患者は2億4,600万人と推定され、糖尿病に関連した合併症で亡くなる人は、毎年380万人以上と言われています。
 日本でも糖尿病とその予備軍は2,300万人に達したと推定され、実に40歳以上の3人に1人は糖尿病が疑われるという危機的状況です。しかも、この2,300万人が医療機関に定期的に通って適切な治療を受けているかというと、残念ながらそうではありません。
 初期の糖尿病に何の自覚症状も無いが故に、医療機関にかかるタイミングを逃したり、治療を中断したりしてしまう人が多数おられます。
 糖尿病は、早期発見と適切な治療で、合併症の発症や進展を遅らせることができます。反対に、自覚症状が無いからと放置していると、取り返しのつかないことになってしまいます。
 一見、健康の象徴のような「痛くもかゆくも無い」状態。これこそが糖尿病を悪化させる原因となっています。
 日頃健診を受けておられる人はもちろん、そうでない人も健診を受け、異常があれば医療機関を受診するようにしてください。 

 


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