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やさしい健康講座


第54回 薬の飲み方について
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亀岡市立病院

診療技術部薬剤科
薬剤科長 仁丹 裕子

 お薬は一緒に飲むものや食べ物によって、効果が充分に得られなかったり、効果が強くでたり、場合によっては思わぬ副作用がでたりすることがあります。最近では、口腔内崩壊錠(こうくうないほうかいじょう)と言われる口の中で溶けるお薬もありますが、基本は「コップ1杯の水」で飲むのが正しい飲み方です。水なしでお薬を飲むと、薬が食道にくっついて潰瘍(かいよう)を起こすこともあります。
 水のほかにお茶はどうでしょう。一般的な量と濃さの緑茶、ウーロン茶を飲んでもお薬(鉄剤)に影響を与えない事が分かっています。
 しかし、水以外の飲み物では、お薬によって効果が強くでたり弱くなったりする事があります。例えば、血圧を下げる薬の一部やコレステロール薬の一部はグレープフルーツジュースと飲む事で、抗菌剤や便秘の薬の一部は牛乳と飲む事で、眠剤や解熱剤の一部などはアルコールと飲むと薬の効果に影響がでます。コーヒーや青汁、サプリメントなども一緒に飲むと影響を受けるお薬があります。
 必ず、自分がもらったお薬について、医師、薬剤師に飲み合わせの食べ物、飲み物がないか確認する事が大切です。


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