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やさしい健康講座


第5回 「がん」の早期発見と外科治療
天池寿写真

亀岡市立病院

診療技術部長  天池 寿

専門分野: 消化器外科、肝胆膵外科、内視鏡外科、腹部IVR

 「がん」の死亡率は約30%で、日本人の死亡原因の第1位です。男性では多い順に、肺がん・胃がん・肝臓がん・大腸がんで、全体の3分の2を占めます。女性では、大腸がん・胃がん・肺がん・乳がんの順で全体の2分の1を占めています。がんは、怖い病気に思えますが、 それは病状を命取りになるまで放置することが多いためです。
  最近では、がんの診断技術も急速に進歩し、早期発見も可能になっています。早期に発見されたがんの治療成績は決して悪くなく、胃がん・大腸がん・肺がんでは、5年生存率も90%以上になりました。手術も早期がんでは、機能や形態を残す「合理的手術」や、傷を小さくして体の負担を軽くする「鏡視下手術」が可能で術後の生活もずいぶん改善されています。
  大切なのは、自ら進んで検診を受けて、早期発見に努めることです。実際、胃がんの死亡率の低下は、胃カメラの普及によるところが大きいといわれます。今や早期発見すれば、がんも決して怖い病気ではありません。 市立病院では、早期がんの場合は可能な限り「鏡視下手術」を適応して、皆さんの健康に貢献するよう努力しています。


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