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第49回 学校心臓検診について
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亀岡市立病院

小児科部長 寺町 紳二
専門分野:小児循環器、小児アレルギー

 

 京都府内のほとんどの公立学校では、小学校1年生・4年生、中学校1年生、高校1年生で心臓検診が行われています(私立学校では独自に実施)。
 心電図の一次検診と聴診の二次検診(地域により無い場合もある)があって精密検査となります。精密検査が必要と判定される子のほとんどは日常生活に問題はありませんが、まれに命に関わる病気が発見されます。
 心臓に関しては、不整脈による突然死の場合もあり「今元気だから明日も元気だ」なんて誰も保証できませんし、元気に見えても病気でないとは限りません。
 精密検査は時間がかかるため、ほとんどの病院で予約制をとっており、残念ながら一度に多くの人が受けることができません。しかし、学校から精密検査の指示があれば、可能な限り早く検査を受けることをお勧めします。しんどくなってからでは十分に治療ができない場合もあります。せっかく、検診で早期診断と治療のチャンスをもらったのに、診断前に不整脈の発作などが起これば、本人や家族だけでなく、検診に関わった人が悔しい思いをします。


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