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やさしい健康講座


第44回 背中が丸くなっていませんか
執筆者写真

亀岡市立病院

運動器疾患センター長  辻 吉郎
専門分野:外傷、骨粗鬆症

 

 60歳を過ぎて、最近、背中がなんとなく丸くなったとか、身長が低くなって、若い時に着ていた服が長くて地面を引きずることに気づかれた女性はおられませんか。このようなことに心当たりがあれば、あなたはもう骨粗しょう症になっているかもしれません。骨粗しょう症は、女性に多い病気で、患者さん本人の自覚できる症状が少ないことが特徴のひとつです。
 骨粗しょう症の診断には、血液や尿検査はもちろん、レントゲン撮影、超音波測定装置を用いて得られた情報を総合的に判断する必要があります。亀岡市立病院では、背骨や大腿部の骨の密度を測る装置(骨塩定量装置)も使って、患者さんの骨の状態を診断し、適切な治療法を提供しています。
 寝たきりにならず、健康な生活を送るためには、簡単に折れない骨づくりが大切です。痛みがなくても、生理が終わられた女性は、一年に一度の骨密度測定のための受診をお勧めします。また、骨粗しょう症は、女性だけでなく、高齢の男性にも起こりえる病気ですから、60歳を超えられた男性も、骨密度測定のための受診をお勧めします。


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