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第41回 メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)
執筆者写真

亀岡市立病院

循環器科部長 松尾龍平

専門分野:

循環器

   

 

 メタボリック症候群(メタボ)は内臓に脂肪がたまり、高血圧や高血糖、高脂血症などの症状が複数出る状態を指す、新しい考え方です。「メタボリック」は「代謝」の意味で、体の新陳代謝がうまくいってないことを示しています。
 厚生労働省の全国調査によると40歳以上では男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボとその予備軍であったと発表されました。ですから、あなたがもし健診でメタボと言われたからといって過度の心配は不要です。あなたを含めて周囲にいっぱい、メタボの人はいらっしゃるのです。ただしメタボは心筋梗塞や脳卒中など致命的な病気の引き金になるといわれていますので、たとえ今は病気でなくとも、症状がなくても、また病気の程度が軽くても放置せず、明日からといわず今日から改善に取り組んでください。健診を受けられた医療機関で相談されることをお勧めします。
 自分は健診を受けてないけれどメタボではないかと心配な人は、腹囲(へそ周り)を測ってみてください。男性85cm、女性90cm以上であればメタボの可能性があります。診断に必要な血液検査は簡単な内容のものですから、お近くの医療機関を受診してください。


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